仕事に満足できないのは、チーム内の役割によるものだった。537人の調査から出された結論とは?

今回紹介するのは、チームで仕事する場合の満足度についてです。

このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。

あれ?また医学と関係ないのでは?

そう思われるかもしれませんが、チームで仕事をするということは医療業界でも多々あり得ることです。

案外関係していたりします。

ちなみにチーム間での人間関係などで燃え尽き症候群という心理状態が起こりやすいことが懸念されており、アメリカ心理学会では気を付けてね~とされているもの。

記事にしたものはコチラから→

では研究を紹介します。

この研究はメキシコとスペインの産業現場で行われた調査で3~38人の間で編成された計537名を対象に調査したもの。

構成されるメンバーは全員男性で、中~高レベルな職業訓練を受けている人達。

リットカールスケールというものを使用し、調査しておりました。

ここで調査されたのは

・社会的結束力→グループメンバー間の結束力。

・タスクの結束→タスクに関する意志決定力、共有。

・仕事の満足度

・グループのサイズ→グループの大きさによって仕事に対する態度が変わるかも?


これらからグループの結束力や仕事の満足度を向上させる要因となったのは、
「役割の曖昧さ」です。

役割が曖昧であるほど、結束力は低く満足度も低いという結果に。

役割が明確であるほど、結束力は高く満足度も高いということでした。


このことに関しては私自身も体験しておりまして、
整骨院に勤務していた際、その会社では完全に役割を分担しておりました。

受付業は受付のみ、
私のような施術者は施術のみというように役割がはっきりとしていましたが、
受付の多くはアルバイト/パートで構成され、人が大幅に減った時期に役割が曖昧になった時期がありました。

アレもコレも気にしなければならないため、患者さんへの迷惑もかけることがあり仕事に対する満足度も下がっていった記憶があります。

会社や組織による話ですが、「臨機応変に」と言ってくる上司がいると私はハズレだという経験則があります。

そういった場合、上司は仕事の内容自体をタスク化しておらず、やるべきことを忘れ後から仕事が増えていくことがありました。

タスク化が上手な上司は、やるべきことを計画にしスタッフにそれぞれを任せ、
本人はタスクの管理をしたため、非常に仕事の満足度は高くあの時のチームは結束していたというように感じていました。

○○担当ってやつに近いです。

この担当制度も使い方を間違えるとトンでもない丸投げ作業になることも。


この現象は仕事だけではなくスポーツチームにも起こっていたりすることも経験したことがあります。

現在メディカルトレーナーもやっているため、そういった現場に出くわしたことがありますが、役割はしっかり決めていた方がチームの結束力は高まる!ということでしょう。

チーム力を高めたい!という人は、社会的貢献を理念にするとかでも良いかもしれませんが、役割を明確にするところから始められては如何でしょうか?


※論文を全文読みたい方は→(R)