肩鎖関節脱臼をしてしまった時に備える選択肢。手術をする、しないの有意差はあるのかな?

今回紹介するのは、肩鎖関節脱臼の治療について。

このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。


肩鎖関節とは肩の上部にあります。

触ったりすることもできる関節です。

それは、鎖骨の外側端と肩峰の間の関節ことです。

転倒時などに損傷し脱臼する肩鎖骨脱臼は、
一般的な整形外科診療で扱われる一般的な肩の問題の1つです。

因みに私が取得した柔道整復師では、必修項目の1つですがこの2年半で出会ったことはありません。

鎖骨骨折と肩関節脱臼は対処したことがありますが。

紹介する研究では、外科的な治療をした方が良いのか、
保存的に治療をした方が良いのか?ということを検証していました。

このレビューでは174件の男性参加者を対象とした3件の試験が同定されました。

外科的介入は、ネジ、ピンまたはワイヤを使用した固定を行っています。

保存治療法は、腕をスリングなどで安静にすることでした。

いずれの試験でも、1年間で2つのグループ間で肩機能に有意差は見られなかった。

しかしながら、外科手術を受けることは仕事と活動への復帰を遅らせ、
またワイヤーとピンを取り除くために日常的な第二の手術を必要とした。

一般に手術を必要とする治療失敗に関するプールされた結果は、
2つのグループの間に違いを示さなかった。

しかし、1回の試行で特にワイヤの移動と破損を伴う固定不良がいくつかありました。

手術が先端鎖骨脱臼に対してより適切であるかどうか、
またはいつ適切であるかについての結論を引き出すのに十分な信頼できる証拠はなかった。


Tamaoki MJS、Belloti JC、Lenza M、Matsumoto M.系統的レビューのコクランデータベース2010、第8号。番号:CD007429。DOI:10.1002 / 14651858.CD007429.pub2。

ではでは


これは「肩の機能」に関して調査されているもので、見栄えなどを気にする場合はまた別な話にはなってきます。

肩鎖関節が脱臼しているところはGoogleで検索するといくらでも出てきますが、
肩の部分が戸愚呂80%ぐらいな状態になってしまいます。

そうなると男女でも関係なく見栄え上な問題は出てくるので、手術を勧められることがあります。

但し、手術の場合は再度行うこともあるため、皮膚への負担や傷は残るものと思った方が良いと教わりました。

機能に関して有意差がないのであれば、私は保存的に腕をスリングで吊ったほうを選択する気持ちですが、これはこれで日常生活に支障はでるものです。

何を優先させるべきなのか?という選択は難しいですが、
もし受診された施設で、肩鎖関節脱臼の説明に納得いく治療方法の選択ができればその医師にお任せしてみても良いかもしれません。

ただ、選択肢の1つとして思って頂ければよいのは、どっちも機能面では差は少ない統計結果があった。ということ。