専門医への紹介する適切な方法とは?ある人物が介入すれば上手くいくのかも?という研究

今回紹介するのは、プライマリヘルスケアの1次利用と2次利用についてです。

このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。

ざっくりと言いますと、総合病院で診療と治療を受けている人が、リハビリの専門に紹介されるという過程のことについて、言及されている論文を紹介します。


より専門的な治療が必要な場合、患者は専門医に紹介されます。

しかし、調査からは患者が紹介される過程が改善されることが望まれていることを示しています。

一部の患者は、不適切な方法で専門医に紹介されるか、
または必要なときに紹介されなかったり、不必要なテストや手順を受けたときに紹介されないことがあります。

この論文レビューでは、紹介についてヘルスケア専門家を教育し、
紹介の組織やシステムを変更し、紹介の料金や支払いを変更することで紹介プロセスを改善できるかどうかを評価した17の研究が見つかりました。

教育については

紹介のためのガイドラインが標準的な紹介フォームとともに配布されている場合、
コンサルタントである医療専門家が紹介について教えることに関与していると、
紹介プロセスはおそらく改善するでしょう。

しかし、単にガイドラインを配布し、ヘルスケア専門家に彼らが言及している方法についてのフィードバックを提供するだけでは、プロセスを改善することはできません。

組織については

組織の変化に関する証拠はほとんどありません。

しかし、紹介する前にセカンドオピニオンを提供したり、
紹介の前に提供されるサービスを強化すること
(例えば理学療法士へのアクセスを提供すること)
は紹介プロセスを改善するかもしれません。

財務については

財務面の変化について確固たる結論を引き出すための十分な証拠はありません。
財政的な変化は紹介の数を変えることができますが、
それが紹介の質または適切性を改善するかどうかは知られていません。


Akbari A、Mayhew A、Al-Alawi MA、Grimshaw J、Winkens R、Pridechard C、Thomas R、Fraser C.プライマリケアからセカンダリケアへの外来患者紹介を改善するための介入。系統的レビューのコクランデータベース2008年第4号。番号:CD005471。DOI:10.1002 / 14651858.CD005471.pub2。

大きな病院になれば医療コンサルタントという役割の人がいますので、
適切な方面へ患者は医療を利用できることになる場合があります。

日本の場合ですが、補完医療という考え方が米国を中心とした国々と異なり、
病院からの紹介は病院というような流れになることがほとんどです。

米国ですと、補完医療の代表?的なものとしてカイロプラクティック医などが挙げられますが、日本の場合補完医療の対象となるものは健康食品やサプリメント、鍼、灸、マッサージ療法などが挙げられ資格の有無もあるため、補完医療を検討する場合は患者本人の判断による場合があります。


その場合、専門医とのコミュニケーションが不足していると患者が利用している補完代替医療を告知せず、思わぬトラブルを招くケースが報告されることもあります。

論文自体がイギリスを中心とした研究結果をレビューしているものですので、
異なる結論にもなり得ますが、医療コンサルティングが発達すると専門医療の利用は普及しやすくなるのかと思われます。