こんな状況ありませんか?医療現場のミスをする原因を心理分析してみた!

今回紹介するのは、医療過誤を心理分析した内容となります。

このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。


医療過誤というのは、医療現場における患者への介入で、軽いものから重度のものまで含むミスのこと。字の如くってやつですね。

命に係わる内容でミスする場合もあるため、医療過誤については近年減少させるため、
チェックリストを作成し対策している施設も少なくないようです。

では、実際に医療過誤は0に出来ているのか?

体型的には対策はなされているが、医療過誤が起きてしまう根本的な原因って何なの?

という部分を心理的に研究した論文を紹介します。


結論から言いますと、医療過誤と燃え尽き症候群が関連していることがわかりました。

燃え尽き症候群とは、一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が、
期待した結果が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満のこと。

研究チームはこの状態が起きてしまうことを長時間労働などの環境が原因ではなく、
医療チームなどに原因があることがわかったと言っています。

研究は、外科医、内科医、小児科医を対象とし、
3つのチェックリストすべてで内部信頼性係数が高かった。

小児科医と内科医の両方において、性別年齢、臨床経験、および勤務時間は、
どの医療専門分野でも医療過誤とは無関係ということがわかりました。

チームワークと脱人化は、医療過誤の頻度の唯一の予測要因であり、
外科医においては、医学的過誤は関与と負の関係にありました。
(R 2  =  0.210、p  = 2 = 0.306 p 0.001)


ここで大事になってくるのは、対策方法はどうなの?ってところですよね?

それについては研究者達はこのように提案していました。

この研究の知見を医療従事者向けのトレーニングプログラム開発するために
参照にし、使用することができます

安全なヘルスケアを提供することは、患者の最善の利益のために一緒に行動するさまざまな役割を持つ高度に訓練された専門家にかかっています。

それを達成するために、医療専門家はチームで効果的に働くことができる必要があります。

実際、医療従事者のためのチームワークとコミュニケーションに取り組むチームトレーニングプログラムは、ますます増えてきており、より異質で、頻繁に評価されています。

さらに、調査結果はリーダーシップの重要性を強調しています。

最終的には、医師のリーダーが主導的な医療を担当し、
私たちの患者に提供される医療質に直接影響を与えます。

Evangelia Tsiga aEfharis Panagopoulou aAnthony Montgomery b


医療過誤は医療スタッフの燃え尽き症候群から起き、
燃え尽き症候群が起きてしまう原因は、医療チームのチームワークによって起きるものであることが示唆された研究でした。

この研究はギリシャのテッサロニキ地区の市立病院で調査され、
231人を対象にアンケート調査し、48.9%が回答していました。

週の労働時間も56.37時間、実務経験は7.89年だったそうです。

単に教育プログラムが重要だけではなく、チームを統率するリーダーシップが重要であることがこの研究の結論でした。

日本人の場合は、リーダーシップをとれる人は少ないのでは?と個人的な感想も含めますが、少なくとも自分の成長のために仕事をしている人はリーダーに向いていないのでは?と思います。

医療業界でも、自己の夢を実現するため、自分のやりがいと自己に対して固執するような風潮があり、特に私の持っている柔道整復師業界では、大分薄れてきましたがまだまだ自己主張ばかりな世界なのかな?と感じることもしばしばです。

これはあくまでもチーム間の中の話なので、会社間や個人でやっている人には当てはまりにくいものですが、患者対応をする上で多様な人が関わる場合はチームワークは必要なのかと思います。

私の場合ですが、メディカルトレーナーとして患者?という方と関わることが多い現状ですが、その場合は急性症状で画像検査や私では対応できない疾患などが想定される場合は、医療機関に受診依頼をすることがあります。

私ができることを、と思ってやっていることですが、
この方法が適切なのかは確信は得ていません。

患者によっては転帰が異なってくる場合もあるため、
都度の状況確認しながら対応する必要があると思っているからです。

自分のために働くということも大事ですが、医療現場では患者に対応するチームで協力し望まないと予期せぬミスが起きてしまいますよってことがわかる論文でした。