医療従事者が離職する際にある面談。それの有用性について調査している論文を紹介。

今回紹介するのは、医療従事者の離職と面接についてです。

このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。


医療従事者で転職の経験がある方には経験のある退職前の面談。

あれで引き止められたりしますが、それが離職希望者にとって意味があるものなのか?
組織にとって有益なものなのか?

何故離職前に面談をする必要があるのか?
面談をする上で根拠があるのか?

そんなことを考えたことがありませんか?

私自身が転職の経験があるため、転職を検討するたびにこれらの面談に出くわすことがありましたが、こういった結果となっています。

紹介する論文では1560件の中から19件の関連性が高いものを特定し、レビューしているコクランレビューを参照にしています。


まず、結論から言いますとこの離職時における面談は意味がないという結論に至っています。

多くの面談は、離職を希望した後に電話口にて行われているようで、その行動や結果からは妥当性が見られないものとして結論付けられました。

研究者のコメントでは、電話口ではなくアンケート式のような書面などだと結果は変わってくるのかもしれませんと、コメントはしております。

離職する人に、直感的に理由を聞きだすこと自体は間違っている行為にならないようですが、面談をすることが妥当ととれないデータとなっているようです。

ちなみに、この研究はまだまだ調査して結論が覆る可能性が大いにあるため、
面談をすること自体が全く意味のないものとして、扱われなくなる可能性もあります。

研究内では、面談を実践し始めた医療機関の売上高が低下してしまったという逸話もありますが、それは妥当性のある話なのかは不明です。


ウェブスターJ、フリントA。インタビューを終了して、医療従事者の離職率を減らします。系統的レビューのコクランデータベース2014、第8号。番号:CD006620。DOI:10.1002 / 14651858.CD006620.pub5。


別の記事で燃え尽き症候群について書きましたが(L)
人間関係などの悪化や仕事での成果で、心理的に燃え尽きてしまうことが離職となってしまうことを私自身は懸念しています。

あくまでも私の場合は、独立する!という理由で燃え尽きてはいませんでしたので、
これには当てはまりませんでしたが、組織の人間関係が良くない状況ではありました。

医療従事者全員が活発に1つのことに向かって活動する!ということは難しいことのようにも思えますが、しっかりと引っ張ることができるリーダーがいたとしたら?(L)

もし、そういった人がいれば私も独立をしていなかったかもしれませんし、
今までに遭遇してきた離職者も離れなかったかもしれません。

医療施設では離職という事実が止まらないことが多いのですが、
止める直前に気づき対策をとることよりも、管理者が事前に対策をすることが望ましいのですが、どうすれば?と思われるかと。

その対策の1つとして、燃え尽き症候群を防ぐ。
ということは、離職から医療ミスまで防ぐ対策となり得ますので、こういった心理的なケアは必要不可欠なのかと思われます。