対談会!臨床家が臨床心理士に医療現場で感じた疑問を分析してもらった!!

今回紹介するのは、臨床家と臨床心理士の対談の一部を紹介します。

このブログは、医学と健康に関して後悔しないような選択肢をとってもらうために、 科学的根拠の高い論文などを紹介し、それをどう使っていくべきなのか?を私が解説・提案していくブログです。


臨床家と臨床心理士の対談とありますが、私が臨床心理士に質疑応答をしてもらったという話です。

医療従事者としての疑問などをぶつけてみています。

対談相手の臨床心理士の方は現在活動はされていないのですが、
スクールカウンセラーとしての実績をお持ちな方でしたので機会がありお話を聞いて頂きました。


対談時間は60分で雑談が4割ぐらいな内容ですので、雑談に関しては省いた内容を以下に記述します。


Q.慢性疼痛などの疾患を持っている人に認知行動療法を実施しているが、上手くハマらない時があります。
 カウンセリングを行った経験の中から上手くいかない時の原因、あるいは失敗談などあれば教えていただけますか?


A.私の経験では認知行動療法を行ったことはあまりありません。
部分的に使うことがあっても、相手に宿題を課すこの方法は相手のモチベーションがないと、継続することが困難になってきます。


Q.仰る通りです。モチベーションのない相手への認知行動療法が上手くいっていないことがほとんどでした。では、どのようにモチベーションを高めれば良いですか?


A.モチベーションを保つためには相手とのラポールを築く必要性があります。
ミラーリング、リフレーミングなどは勿論行っていますが、相手と過ごした時間と回数を大切にしています。
共有している時間が長くなった段階、信頼関係が築けている段階で認知行動療法を行っています。
そうすると、相手のモチベーションが低下して中断、失敗することはほとんどの例で無くなりました。


Q.時間を大事にするのですね。立場上での話ですが、初回の施術で認知行動療法を提案しても継続率が上がらない要因はその点も含んでいるように感じます。

では、時間が経って信頼関係が築けた目安というものはどのように判断されていますか?


A.判断することは非常に困難な時があります。
あくまでも私のやっている方法ですが、エコグラムという性格診断を使い相手の性格を把握します。
把握した後にどの段階で話を進めたり、進めなかったりと判断するのですが、完全に直感に頼っています。
よって、必ず成功するとは限りません。

私からお勧めできるのは、認知行動療法をしっかりと行うのであれば患者さんとの時間をとることから始められては如何でしょうか?





という内容で一旦終わりました。
他の内容は、ここでは書けないようなエビデンスのある心理学の正解?
あくまでもスクールカウンセラーとしてその研究結果は使えるものなのか?ということを聞いた内容でした。


因みに、ブログで取り上げている行動から精神を変えていくという方法は、性格によるところが大きいようですので、臨床心理士の経験からはすべてに当てはめることができないということでした。


確かに、心理学の研究では友人関係を築くときは係わる時間を長くすればよいという研究もありました。


もし、患者さんの指導などで困っている方は患者さんと関わる時間、回数を増やしてみることから始めてみては如何でしょうか?

事情あってこの臨床心理士の方の名前は明かせませんが、今後この方とお話をする機会があります。

そこでまた臨床現場で起きたトラブルなどを臨床心理士が分析してみた!という対談を行います。

お楽しみに。。