看護師のための。職場での対人ストレス対処法3つを比較検討してみた。

今回は看護師のストレス対策について。


ストレス対策については色々と書いてきましたが、
今回は看護師の職場環境と営業担当と比較対照された研究の中から、最も良かった方法は何だろうな?


研究は?

244人の病院看護師と142人の販売員が選出され、すべて日本人の女性です。

インフォームドコンセント用紙の記入後アンケート調査に協力する代わりに100円のペンを受け取っていました。

研究者は2013年に、対人ストレス要因に対処するための3つの対処戦略を提案しました。
・遠距離対処
・再評価対処
・建設的対処


遠距離対処とは、ストレスの多い関係を積極的に傷つけたり、混乱させたり、あるいは解消させることを試みる戦略を指す(例:本人との接触を回避し、本人を無視する)。
遠方の対処が職場での貧しい対人関係につながる可能性があります。
しかし職場での対人関係の悪化を引き起こす可能性があります。

遠距離対処は、抑うつ症状、不安、および一般的な心理的緊張などの心理的機能障害と正に有意に相関していることがわかった。

再評価対処とは、状況の変化や改善など、行動を起こす適切な機会を辛抱強く待つための努力が組み込まれています(例えば、問題を実際的に検討し、問題を深刻に受け止めないことを決定する)。

再評価対処は、心理的な機能障害と否定的かつ有意に相関しています。

建設的対処は、他の個人を悪化させることなく関係を改善、維持、および/または維持することを積極的に求めることを含みます(例えば、自分の行動を振り返り、他人の感情を理解しようと試みる)。

この戦略は、他者を尊重し、調和のとれた関係を維持することを重視しています。

看護師が仕事上のストレス要因として患者との関係に対処することを学ぶことは、彼らの健康への悪影響を減らすために重要です。

しかし、この著者の知る限りでは、対人ストレス要因への対処と看護師の心理的機能障害との関係を調べた研究はないようです。


結果は


方法については再評価対処が最も心理的苦痛を減らし、次点では建設的対処ということになっていました。

販売員との心理的苦痛は看護師の方が圧勝してしまうという結果になることは至極当然のこと。

加藤隆夫職場における対人ストレスと心理的苦痛への対処 - 病院看護職員と営業担当者の比較 - Psychol Res Behav Manag2014; 7:31–36。公開された2014年1月15日。doi:10.2147 / PRBM.S57030


まとめ


この研究結果からでは、ストレスの原因となる問題を解決しつつ患者や職場の同僚に尊敬を持つことから、自身の心理的苦痛は軽減されていました。

自分が受けるストレスは相手からの影響ではあるかもしれませんが、
相手にとってはストレスを掛けるためにそういう行動や言動をしてるかは謎でもあります。

そんなことを考えるぐらいなら、自分から行動して解決できることは解決し、
そんな相手も認めてみては如何でしょうか?

という結論に。

非常に納得はできますが、前提として精神的な健康を取り戻してから!
ということになりそうなもの。

ちなみに著者らの対策法としておススメしているのは、建設的な対処でした。