血液型と認知症のリスク増加について。

今回は血液型と認知症のリスクについて

血液型と関連して色々なことが言われてはいます。

A型は几帳面で・・・など。

ちなみにこれらの性格診断には根拠性はないとされています。

しかし、疾病となるとある程度数の報告があり、紹介するのは認知症との関連について。

研究の内容は?

アメリカで行われた研究です。

495人の認知機能障害を持った方と、587人の認知機能障害がない人を比較対照したコホート研究。

ABO型式の第Ⅷ因子と関連性を調査したものとなります。

結論は?

AB型、あるいは第Ⅷ因子が高い人は、O型の人と比べ認知機能障害を起こす頻度が多いという結果に。
(AB型;オッズ比1.82,95%信頼区間1.15-2.90,第Ⅷ因子:オッズ比1.24,95%信頼区間1.10-1.38)

まとめ

AB型が認知機能障害のリスクが高いという研究結果でしたが、認知機能障害の分類によってはこの結論は当てはまらないということも言われています。

そして、認知機能とは関係がありませんが、以前の研究では脳卒中のリスクがある。
というような結果もあります。

ここでも第Ⅷ因子の関連性が示唆されていました。

こういった因子に原因がある。と言われるのは血液凝固に関わっている因子であり、
多すぎると血栓ができやすいため、このような結論が出ているようです。

Alexander KS, et al.ABO blood type,factor Ⅷ,and incident cognitiveimpairment in the REGARDS cohort. Neurology.2014;83:1271-6.