神経の発達に良いかもしれない?というクレアチンを妊婦が飲む必要はあるのか?

今回は妊婦がクレアチンを飲むと有益な効果はあるのか?


そもそも何故クレアチン?

筋トレが好きな方は聞いたことがあるかもしれませんが、
疲労回復などで活用される栄養素の1つ。

では、妊婦が飲んでも疲労が回復するってわけですね。

ということではなく、別の期待がされているようですのでその内容を紹介します。


どんな文献?


・クレアチンはアミノ酸誘導体であり、そしてリン酸化されると(ホスホクレアチン)、クレアチンキナーゼ反応を介してアデノシン三リン酸(ATP)を補給することに関与する。※ATPは人体が活動する時のエネルギー源

細胞は、魚、肉、または乳製品に富む食餌から、およびアミノ酸のアルギニン、グリシン、およびメチオニンから約50:50の比率で内因性合成によってクレアチンを得ます。

動物実験では、妊娠中の食事を通してクレアチンが母親に与えられると、胎児の神経保護がもたらされる可能性があることが示されています。

ヒトの妊娠中に母体投与されたクレアチン(既知、疑い、または胎児への危害の可能性があるとき)が胎児に神経保護を提供するかどうかを評価し、それに応じて脳性麻痺および関連障害などの有害な神経発達転帰のリスクを減らすことができるかもしれません。


現段階では?

このレビューに含めるランダム化比較試験は確認されていないため、実践への影響についてコメントすることはできません
動物実験からの証拠は妊娠中に母親に投与されたときのクレアチンの胎児神経保護的役割を支持しているが、胎児神経保護のために妊婦のクレアチンを評価する試験は発表されていない。
クレアチンが母親と彼女の胎児にとって安全であると確立されている場合は、まず介入なし(理想的にはプラセボを使用)または胎児神経保護を目的とした代替薬剤(硫酸マグネシウムを含む)との比較無作為化試験に研究努力を向けるべきである早産児)適切な場合には、これらの試験の後に、クレアチンの異なるレジメン(投与量と暴露期間)を比較した研究を続けるべきです。


まとめ 

この根拠性がないものを記事にした理由は

・クレアチンは安価であり、筋疲労をとるものとして摂取しやすいため、
妊婦の方でエクササイズをしている人が飲んだ場合の影響を知るため。

・こういった情報について、安易に考えた結果自分だけではなく胎児に影響が出てしまった場合のことを考えていただきたいので。

この2つの理由からです。

現段階では動物実験での結果しかわかっていませんので、
クレアチンが過剰に摂取された場合にどのような影響が出るのか?
ということは予想できません。

それでも!という方は上記にも書いてありますが、
日頃食べるものからも摂取できています。

それらを満遍なく食べたほうが良いのではないのでしょうか?

Dickinson H、Bain E、Wilkinson D、Middleton P、Crowther CA、Walker DW。胎児の神経保護のための妊娠中の女性のためのクレアチン。系統的レビューのコクランデータベース2014、第12号。番号:CD010846。DOI:10.1002 / 14651858.CD010846.pub2。