ストレスを軽減させる「ヨガ」の効果を実測していた研究。

今回はストレスを軽減させるヨガの効果測定について。

どのようなストレス対策をされていますか?

ストレス対策は色々と種類を持っていると良いとされていますが、
その中の1つのヨガについて、科学的に分析してみた結果リラックス効果はあるのか?

ということを研究で明らかになっているものがありました。


研究の内容は?

ヨガの経験がない健康な女性を募集しました。

12週間のヨガトレーニング中に追跡された24人の参加者のデータを分析しています。

体調化および心理的症状は、12週間のヨガトレーニングの前後に、
気分状態プロファイル(POMS)および症状チェックリスト-90-改訂(SCL-90-R)質問表を用いて評価した。

尿中8-ヒドロキシデオキシグアノシン(8-OHdG)
ビオピリン
コルチゾール濃度をストレス関連バイオマーカーとして測定した。

ウィルコクソンの符号付き順位検定を用いて、
12週間のヨガトレーニングの前後におけるストレス関連のバイオマーカーとアンケートのスコアを比較しました。


結果は?

12週間のヨガトレーニングの後、
POMSおよびSCL-90-Rからの体化、不安、うつ病、および敵意からのすべてのネガティブサブスケールスコア(緊張 - 不安、うつ病、怒り - 敵意、疲労、および混乱)は有意に減少した。

研究者の予想に反して、12週間のヨガトレーニングの後の尿中8-OHdG濃度は、ヨガトレーニングを始める前のそれと比較して有意な増加を示しました。

12週間のヨガトレーニングの後、尿中ビオピリンとコルチゾールのレベルに有意な変化は観察されませんでした。



ヨガのトレーニングは、体化スコアおよび不安、うつ、怒り、疲労などのメンタルヘルス指標に関連するスコアを減らす可能性があります。
今回の知見は、ヨガが身体化と精神的健康状態を改善することができ、健康な女性の心身症状の予防に影響を与えることを示唆しています。


まとめ 

この研究にはツッコみどころはあります。

・対象人数が少ない
・ビオピリチン、コルチゾルの変化はないが、ストレス状態を緩和していると結論付けられている。

敢えてこのような結論のものを紹介したのは、対象となったサンプルにヨガの経験がない。ということと、実際にどのような値に変化が起きるのか?

ということ。

ヒドロキシデオキシグアノシンという酸化ストレスマーカーの基準の一つに変化はしっかり出ていましたので、効果はある。ということ。

吉原K、平本T、岡T、久保C、SudoN。健康な女性の体化、心理的症状、およびストレス関連のバイオマーカーに対する12週間のヨガトレーニングの効果。バイオサイコソックMed2014; 8(1):1 発行2014年1月3日doi:10.1186 / 1751-0759-8-1