【神経性】食欲不振を解決するなら家族を頼っても良い?

食欲不振と解決のための協力について

食欲不振の原因

一つは連日の休みで生活のリズムが崩れたこと。
季節の変化で体調が崩れたこと。



神経性食欲不振(AN)を有する人々は、意図的に維持された低体重および歪んだ身体像となります。
食欲不振となる人は関連する医学的および心理的問題を経験しており、
この疾患により死亡する危険性(死亡率)は比較的高いとされています。

今回紹介する論文ではANの治療方法の一つである「家族」に頼る方法で、
他の治療方法と比較して有意となり得るのか?ということを調べているものです。

論文の紹介


結論から言いますと、家族療法は他の治療方法と比較して有意な効果があったという結果もありますが、より優れいている方法があるかというとわかっていないことが現状だそうです。


25件の試験が含まれており、
16件の試験は青年期、8件の成人(26歳までの若年成人は7件)、
そして1件の試験は3つの年齢グループを含んでいました。

ほとんどが家族ベースの治療法や変種を調査した。

この中1つの試験から非常に質の低い証拠がありました、
それは家族療法のアプローチが寛解のための教育的介入よりも
何らかの利点を提供するかどうか決定するのが難しいことです。
(RR 9.00、95%CI 0.53から153.79; 1研究、N = 30)

同様に、介入後の寛解についてのわずか5つの試験から非常に質の低い証拠がありました。

これもまた、家族療法アプローチが心理的介入よりも
有利であるかどうかを判断するのは難しいことを意味します。
(RR 1.22、95%CI 0.89〜1.67。参加者= 252人、研究= 5人、I 2= 37%)

年齢層が全体的な治療効果に何らかの影響を及ぼしたという徴候はありませんでした。

しかしながら、成人で行われた試験は非常に少なく、


成人の研究の年齢範囲はこの分析に含まれていて20から27であることに注意すべきです。

他の心理的介入と比較して家族ベースの治療を支持する小さな効果の証拠がありました。

全体的に、介入後またはフォローアップ時のいずれかで、
ほとんどの二次転帰(体重、摂食障害の精神病理学、ドロップアウト、再発、または家族の機能測定)について、
すべての比較でグループ間に差があるかどうかを判断するエビデンスは不十分でありました。

まとめ

神経性食欲不振については原因や症状改善の決定的な方法がないそうです。

その中、家族が支援することにより重大な問題でもある食欲不振の解決の糸口になりそうな結果がこの論文には示されていました。

本当に僅かな証拠でしたが、家族というものの関係性が治療する上で重要なのかもしれません。

私自身は、家族に頼り切っている部分もあるのでサンプル数1の意見としてこの論文は支持します。

それはあくまでも結婚生活で築いた家族を言っており、両親とはそんなに良好な関係ではないので家族療法に否定的な意見もわかってしまう複雑な心境です。

Fisher CA、Skocic S、Rutherford KA、Hetrick SE。神経性食欲不振症に対する家族療法アプローチ 系統的レビューのコクランデータベース2019、第5号 番号:CD004780。DOI:10.1002 / 14651858.CD004780.pub4。