【心理学】マインドフルネスと性格特性について

今回はマインドフルネスと性格について

マインドフルネスという言葉が流行っていますね。

関連書籍やメディアなどでも取り上げられ、耳にする機会も増えました。

マインドフルネスの具体的なことについては、散々取り上げられているかと思いますので、改めて記述は致しません。

定義だけ。

「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」

今回は性格の強さ(心理学的に言いますビッグファイブテストなど)とマインドフルネスの関連性に調査されている論文の結論を紹介します。

研究の内容は?

合計1471人の参加者を対象に、マインドフルネスと性格の強みに関する一連のオンラインアンケートに回答しました。

予備的分析の結果、以下の理由により136人の参加者からデータが削除された。

(1)7人の参加者が少なくとも80%のアンケートを同じ値で評価した。
(2)37人の参加者が瞑想の経験がないと主張したが、同時に定期的または不定期に瞑想を実践していると報告した。
(3)92人の瞑想者が、仏教に基づく瞑想やキリスト教の習慣(例、ヨガ、太極拳、祈りなど)を行っていない、または瞑想の種類を指定していないと報告しました。


結論

ほとんどのマインドフルネスファセットおよび合計マインドフルネススコアは、
人口統計(年齢、性別、および教育)が管理されている場合の性格の強さと正の相関がありました。
希望、勇気、好奇心、社会的知性、熱意、遠近感、感謝、自制心、そして創造性というキャラクターの強みは、少なくとも1つのマインドフルネス面とトータルスコアのマインドフルネスと中程度の相関関係を示しました。
対照的に、謙虚さと慎重さは、マインドフルネスと負の相関関係があるか、無関係であった。
さらに、マインドフルネスの合計スコアとの相関が低いにもかかわらず、許し、忍耐力、寛容さ、美しさの評価は、一方のマインドフルネス面と正の相関がありましたが、残りのファセットとは相関がありませんでした。


まとめ

マインドフルネスの高さと性格の強みは正の相関関係があったという結果でした。

つまり、目の前に起きていることに注意を向けたりするマインドフルネスは、
希望や勇気、好奇心、社会的知性などの性格特性と関連があるということ。

マインドフルネスを高めたい!という人は性格特性も高いよね。という結果に。

では、性格特性が高い人?

松岡修造さんのような熱い人を想像すれば良いのでしょうか?

性格の特性が高くないとマインドフルネスが習得できない。
ということではなく、「瞑想」をしているかどうか?が関係していたようです。

瞑想を普段から実践できている人は性格特性も高まり、マインドフルネススコアも高くなる。ということがこの研究ではわかっていました。

目の前のことに集中できない、将来が漠然と不安などそういった不安などを感じている時は瞑想をしてみてください。


Pang、D.&Ruch、W. Mindfulness(2019)10:1545。https://doi.org/10.1007/s12671-019-01103-z