【カルシウム】医療従事者なら知っているべき基本知識

カルシウムについて



〇一日の摂取目安
19~50歳は1000mg/1日です。

摂取源

食品 含有率トップ3 1.低脂肪ヨーグルト 415mg/1回  227g摂取時
            2.モツァレラ    333mg/1回  43g摂取時
            3.イワシのオイル缶 325mg/1回  85g摂取時


サプリメント  炭酸塩 と クエン酸塩の2種があり、
         前者は食品に多く含まれており、胃酸を介して吸収されやすい。
         後者はクエン酸カルシウムという名前の成分で配合されており、
         胃酸に関わらず吸収が可能なため、消化器障害がある場合でも
         積極的におススメできるもの。


医薬品    各チュアブル錠などでは200~400mgの摂取が可能



カルシウム吸収の外せないポイント



ビタミンD 太陽の光を浴びてください。

フィチン酸、シュウ酸を含む食品とカルシウムの同時摂取は
 吸収効率を下げる。

ナトリウムの摂りすぎは注意。摂りすぎるとカルシウムが尿中に流れます。

カフェインの摂りすぎは注意。こちらも摂りすぎると吸収しづらくなります。

アルコール カルシウムの吸収阻害とビタミンD生成の阻害につながることもある。

リン 吸収阻害に関連しないが、カルシウムの分解が過剰摂取により起こることも。

タンパク質や穀物の摂りすぎに注意。果物と野菜も合わせると吸収は促されます。


足りないとこういった疾患リスクがあります。


カルシウム欠乏症・・・骨密度、神経障害、筋けいれん、睡眠障害、食欲減退など

・リスク比が懸念される人
   ・閉経後の女性
   ・無月経の女性、および運動競技者の女性
   ・乳糖不耐症、牛乳アレルギーの人
   ・菜食主義者

結腸直腸癌・・・サプリメント摂取でリスク比が下がる研究がありました。
         但し、機序については明らかになっていないようです。

前立腺癌・・・強い関連性ではないが、そういった報告もあったよ的な。

心血管疾患・・・閉経後の女性にサプリメント処方でリスクが下がった報告あり。

血圧・・・積極的な摂取で高・低血圧の減少が。但し減少幅は一定ではないようで。

腎結石・・・シュウ酸の摂りすぎでリスクが17%上がったというデータも。



食事バランスは大事。摂りすぎても少なすぎてもリスクが懸念はされましたね。

1つの食品で多くのカルシウムを摂る。というより
様々な食品で摂ることが理想。ということでしょうね。