SNSツールと学業について心理的分析した結果。

今回はSNSの使用と学業について。


学生達も夏休みになる季節ですが、宿題などの学習作業は羽角っていますか?

教育関係者達とお話しすることも多いですが、SNSの使用による学生たちの成績低下について懸念しているとのこと。

いつの時代も何かの所為にし、学業について懸念材料というものは尽きないものですね。

私が学生の時は、携帯ゲーム機でしたね。

では研究内容と結果を紹介します。


研究の内容は?

近年、ソーシャルネットワークが生徒のパフォーマンスに大きな影響を与えています。

これらのネットワークは様々な分野の学生に多くの機会と脅威を生み出します。

ソーシャルネットワーキングへの嗜癖とそれが学生の学業成績に与える影響により、研究者はこの研究を計画し実施しました。

本研究の目的は、ソーシャルネットワーキング中毒とイランの学生の学業成績との関係を調査することでした。

この横断的研究では、360人の学生が層別無作為抽出によって登録されました。

学習ツールには、個人情報フォームとBergen Social Media Addiction Scaleが含まれていました。

前学期に得られた学生の総合的な成績は、学業成績の指標として考慮されました。

SPSS-18.0と記述統計および推論統計を用いてデータを分析した。



結論は?

ソーシャルネットワーク中毒の平均は、女子学生(49.35±13.96)よりも男子学生(52.65±11.50)の方が高く、この差は統計的に有意であった。P  <0.01)

ソーシャルネットワーキングへの学生の依存と彼らの学業成績との間には負のそして有意な関係があった。(r = - 0.210、p  <0.01)

学生のソーシャルネットワーキング中毒は中等度レベルであり、男子学生は女子学生と比較して中毒レベルが高かった。


ソーシャルネットワークの全体的な利用と学生の学業成績との間には、否定的で有意な関係がありました。
したがって、大学当局がこれらのネットワークに依存している学生を支援するための介入措置を講じ、ワークショップを通じて、ソーシャルネットワークへの依存の悪影響について彼らに知らせることが不可欠です。


まとめ


研究結果と結論からは、教育関係者達の言う通りなものでしたが、
この内容には書いていませんが、一番問題になるのは「睡眠不足」ということです。

この研究で対象になったのは、YouTube、FaceBook、Twitterで、平均使用時間は30分前後だったようです。

なかには教育ツールの一環として使用されているものもあるので、制限するかどうか?
という話ではなく、睡眠のパフォーマンスが低下することが問題となっています。

そうすると、SNSの害悪よりは睡眠不足に関連するアプローチや警鐘を行った方がよさそうなものでした。


勿論SNSツールによる弊害でコミュニケーションの害悪は起こり得るのかもしれませんが、学業ということについては睡眠不足を解消することで解決できるかも?

Azizi SM、Soroush A、Khatony A.イランの医学部学生におけるソーシャルネットワーキング中毒と学業成績との関係:横断的研究。BMC Psychol2019; 7(1):28。2019年5月3日に公開されました。doi:10.1186 / s40359-019-0305-0