【足底筋膜炎】12週間のトレーニング内容の負荷を変えて比較実験した結果は?

今回は足底筋膜炎に対するトレーニングについて

足底筋膜炎という足の裏の筋膜の炎症を治療するためのトレーニング内容を変更することで症状が増減するか?ということを調査している研究がありました。

研究内容

・足底筋膜炎の70名の患者を対象にしました。
 また状況は超音波にて確認されています。

・12週間かかと上げを行うように指示され、実験対象群は自己投与(自分で出来る限り行う)で行い、比較対照群は既定の回数しか行わないものとしました。

結論

どちらの対象群も疼痛スケールの差はありません。
VASスケールで10ポイント前後痛みが減るという結果です。

今回の研究からはセルフで行っても、プログラム(施設などで集合形式)で行っても、回数や強度を上げてもあまり有意的な結果ではなかったということに。

まとめ

まず、対象人数が少ないので言い切れるのか?ということについては一旦伏せます。

そもそもヘビーレジスタンストレーニングが足底筋膜炎の症状に適するのか問題については、論文中でも討論がなされていました。

対照としては、ストレッチ療法が挙げられていましたが、それとの比較については詳細はありませんが、どちらかが有利に働くという予想はないとのこと。

次にトレーニング自体の負荷を増やしたり、回数を増やしても転帰には大きく影響しないということと、そもそも足底筋膜炎の患者は運動恐怖症になっている可能性も考慮しなければなりません。

これらの結果から、他の療法を模索する必要性はあるように思えますが、
このトレーニングだけに言及するとほどほどで良いのかと。

足底筋膜炎の人、対処する人はご参考までに。


https://doi.org/10.1016/j.jphys.2019.05.011