【学校教育】297,994人の高校生たちの始業時間を遅らせた結果、幸福度や健康、成績に変化は出るのか?という研究

今回は学校の始業時間について

学校が早くから始まることに違和感を感じている方はいますか?

大人たちは学校に通っていた経験から、何も違和感に感じない人の方が多数かもしれませんが、高校生になると7時から授業がある高校もあると聞きます。

そんな朝早くから始まっても、終わりの時間はいつも通りでは学生達も眠気や疲労でパフォーマンスが下がっても仕方のないもの。

恐らくこういう警鐘を訴えても、「気合いがたらん!」と一言で教育関係者は語るかもしれませんが、始業時間を遅くすることを検討した研究がありましたので、
結果を紹介します。

研究の内容は?

・297,994人の参加者を含む11のユニークな研究を報告する17の適格なレコードが見つかりました。
この研究では、
学業成績
睡眠の量と質
メンタルヘルスの指標
出席率
学生の注意力を調査しました。

全体的に、エビデンスの質は非常に低く、ほとんどの研究は、配分、減損、ランダム化の欠如、およびベースラインデータの収集に関して、バイアスのリスクが高いか不明確であると評価しました。

結論後期の学校開始時間に関するこの体系的なレビューは、この介入のいくつかの潜在的な利点を示唆し、より質の高い初等教育の必要性を指摘しています。しかし、証拠ベースが限られているため、自信を持って後の学校の開始時間の影響を判断することはできませんでした。

まとめ 

研究の質から確証とまでは言えないようですが、
始業時間を4時間遅らせることは、睡眠の質の改善とメンタルヘルスの安定と報告されていました。

学業に関しては良い、悪いという混合結果となり、人員的な配置問題も出ていたことがわかりました。

しかし、子供たちのスクールカウンセラーを常設する学校も出てきている昨今、
そんな施策をするなら始業時間の変更を検討した方がよっぽど良いというもの。

教師たちも業務開始を遅らせることができるかもしれないので、
問題となっている残業にもメスが入れられるということ。

しかし、冒頭にも書きましたが、研究の質の低さから確証とまでは言えないため実践するには、実験的な要素を考慮して行う必要性があります。

腰の重たいお役人は行動出来ないでしょうが、個人的に気になった研究だったため紹介しました。


Marx R、Tanner‐Smith EE、Davison CM、Ufholz LA、Freeman J、Shankar R、Newton L、Brown RS、Parpia AS、Cozma I、Hendrikx S.高校生の。Cochrane Database of Systematic Reviews 2017、Issue7。Art。番号:CD009467。DOI:10.1002 / 14651858.CD009467.pub2。