【心理学】治療に前向きでない患者に対して行われた、心理学的介入の結果は?

今回は治療に前向きでない患者に対する介入について

紹介する論文は、心理療法を行う必要が考えられている病状が対象で、
一般的な症例とは当てはまる部分は少ないかしれません。

しかし、治療法を選択し、治療を進めようとしても上手く進めない時などに役に立つ介入があるのでは?というヒントを得るために紹介します。

研究内容

・対象は心理療法を行う必要があり1度以上治療介入がされている140人の対象者のうち、
 コントロールにより61人が適切と見なされ、実験対象となりました。

・選択された方法は「認知行動療法」と「コミットメント療法」です。

コミットメント療法のコツとは、
・前向きに捉えられる事象に焦点を当て、長期的な価値と行動を一致させる。
・他の方法よりも心理的な柔軟性を持たせる。

これは長期的な治療が必要とされ、過去に何かしらの心理療法の介入を経験している患者の中には、「過去に固執する無駄な労力」を経験し、過去を変えなければ今が変わらないという考えを無くすことに適している方法だと考えられているようで。

結論

参加者のうち無作為にグループ分けされ、61人から得られたデータとしては、介入自体で測定数値などの有意な減少は見られましたが、人によってどちらかが好まれるということもわかりました。

まとめ

これは凄く良い治療方法だ!という方法は色々あり過ぎなきもしますが、
選択できる方法が多いものもあります。

中には選択肢がないものもあるため、この研究論文から得られた「治療方法は患者によって好みがわかれる」という1つの気づきは使えないこともあります。

治療方法の選択肢には、治療効果や期間、費用などを加味し選ばなければなりませんが、
相談する医療提供者が選択肢を持っていない場合は、少なく提示されます。

つまりは、患者側も治療方法などに選択肢がないのか調べつ必要もあることがわかります。


コミットメント療法のような、前向きな考えで治療を提供することは大事なこと。


https://doi.org/10.1016/j.jcbs.2014.04.005