【ストレス】医学的に結婚が健康に及ぼす影響は?

2017年に発表されている研究では、

独身者よりも夫婦が健康である要因はストレスホルモンのコルチゾルの濃度が低いためだそうです。


カーネギーメロン大学とピッツバーグ大学歯科医学部で研究されたものです。

研究内容

一般的にコルチゾルは起床からしばらくして上昇し、日中にかけ下がってくるものです。

低い濃度のコルチゾルでは健康と相関性があり、
高い濃度のコルチゾルは心臓病やメタボ、癌生存期間の短縮と寿命に関わることが示唆されています。

研究内容は572人の成人グループを分け調査していました。
・既婚者
・独身者
・結婚経験のある独身者

3つのグループに分け21~55歳の良い健康状態の人を対象にしていました。

測定方法と結果

コルチゾルを含む唾液を摂取し、濃度の比較を行ったようです。
数日にかけて行われた結果、既婚者のグループはコルチゾルの低下幅が、
他の2つのグループと比較すると、有位に低値だったようです。

最終的には社会的幸福度との関連性があると考えられ、既婚者の状態によってもこの結果は変わってくるかも?

そうですよね。結婚しているからとみんなが幸せに過ごせているかと言われるとそうではないのでしょうが、この研究では55歳以上を調査していないので、それらを含めた場合結果がどのように変わるのかは興味あります。

あくまでも未婚者は他人とのコミュニケーションが少なくなる傾向があるために、既婚者と比べるとコルチゾル濃度は増加しやすいかもね。と示唆されていましたが、結婚の価値観が変わりつつある昨今ではこれらが得た結論を覆すこともあるかもしれません。

  • あごB、マーフィーML、Janicki - Deverts D、等。健康成人の地域サンプルにおける日中の唾液中コルチゾール濃度と傾斜の予測因子としての配偶者の状態 Psychoneuroendocrinology。2017;(78):68–75。