【学校生活】子供たちが先延ばす行動の心理学的問題点とは?

今回は学生の先延ばしについて

学生時代の先延ばしは、夏休みの宿題がギリギリになるばかりで、
諦めて宿題を出さない。という決断をして2学期を迎えていた。ということを思い出しました。

反省文を書いて免除されていたので、実質的に取り組む時間や作業数、文字数なども反省文の方が少なかったので、教師たちのペナルティの甘さを知っていた面倒な学生生活を送っていました。

しかし、決してマネをしないでくださいね。

そんな学生の先延ばしをしてしまう要因を心理学的に分析した研究を紹介します。

研究1

・西カナダの公立大学から261人の学生を対象にした。

・16項目のアンケートに答えてもらい、時間を浪費し、遅らせ、やるべきことを意図的に先延ばす理由」を調べました。


研究1結果

項目から、予想されていた「自己効力感」の低下と関連している数値が出されていた。


研究2

・西カナダの公立大学から195人の学生を対象にした。

・調査は授業時間中にアンケートに答えてもらいました。
 内容は「1日の学校生活の中で先延ばす時間は?」というもの。

研究2結果

アンケート結果の負の要素と「自己効力感」の低下の関連性が見られた。

アンケートの平均値は「1~2時間」であった。

まとめ

「自己効力感」が関連していましたが、学校生活においてのそれは、

「テストを受けたら絶対に良い点が取れる!」
「このまま学校生活を送っていれば、将来の職業にも明るい結果になる。」

という極端な例を出しましたがそういうことです。

研究結果からは、89%程の学生が先延ばしを行っているため「ほとんどの学生が先延ばす」ということが示唆されています。

では、先延ばすことが完全にダメなことなのか?と言いますと、
実際に学生生活中で問題が起きている先延ばしの学生は、ネガティブな感情を持つことがわかっています。

「私は何をやってもダメ」
「勉強なんかしたって、何もわからないからしない」

ということに。

相関して学業の方も下から数えたほうが早いそうですし、将来に対しての期待も薄い、自己効力感の自己調整が低下していることがわかります。

ではどういった対策が良いのか?ということで研究でもディスカッションされていたのは、「間違ったタスクを改める」ということ。

学生生活の中で、平均的、あるいは平均以上の子供たちに合わせて授業というものは行われがちですが、成績が芳しくないものへは課題が出されます。

そういった課題が間違ったタスクである場合が示唆されていました。

私が学生の時は、「同じ漢字を1,000字書け」と言われて、まるで意味がないと途中で諦め転写シートを使ったあの時のように。

何かのご参考に。


https://doi.org/10.1016/j.cedpsych.2007.07.001