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【論文】家族経営の後継者は長男である必要はあるのか?経営者のバイアスについて

今回は後継者問題について

生産業や製造業などでは、後継者問題があると耳にすることがあります。

決して、お子さんがいないなどではなく、子供が外に出て働いている。
女性だから後は継げないなど、様々な理由を聞きます。

しかし、後継者がいないことによって廃業する職も出てきていると聞いているため、
あまり他人ごとにしてはならないのでは?と思っていましたが、
このことについて、研究している論文がありましたので紹介します。

因みに医療関係については、技術や知識が主であり後継者に関しては家族が継ぐというパターンは減ってきていると思いますので、あまり関係がないのかもしれません。

紹介する論文は「家族経営の後継者問題について」

研究の内容は?

データは、家族経営者や後継者との綿密なインタビューを通じて収集された。
バスク地方(スペイン)の60の家族経営企業における後継プロセスを分析するために、
62人がインタビューを受けました。
各インタビューの平均時間は45  分でした。

面接対象の選択基準には、10〜250人の従業員がおり、
最近の後継プロセスが完了しているか、近い将来導入される予定の、中小家族経営が含まれます。
回答者は家族に属し、家業で働くことが求められました。

結論

60のうちの29の家族経営企業の後継者は男性であり、
12の場合は女性でした。

残りの19は両方?だそうです。

さらに、女性と男性の子供や孫がいた48の家族では、
家族経営に後継者しかいなければ、男性が後を継ぐことが明らかになります。

出生順序に関して、60のうち29の家族経営企業では、後継者が長子です。
したがって、性別と出生順序は後継者の選択に重要な役割を果たすようです。

まとめ

研究結果では、後継者は長子が継ぐ傾向にあり、性別では男性が多いというものでした。

別にこの結果には特段違和感や感嘆も何も感じませんが、
この条件に当てはまらなければ、「継がない」と経営者が勝手に認識しているパターンが考えられます。

論文中でも考察がなされていましたが、経営者の多くは家業は「男性」が継ぐものである。と考えている人がほとんどのようです。

そして、長男が継ぐものとして考えられている傾向もあるため、長男の能力適性などおかまいなしです。

まず、女性が後を継がないということに関しては、いくつか問題が挙げられます。

①家業に興味がない
②家業に係わるが、経営などの実際に触れることがない

このようなパターンが多いそうで。

家族経営を続けるのであれば、お子さんの適性や学びたいことを見極め、
無理であれば他から探す。というところが落ち着きそうなものです。

今回は経営者が「家業は男性に。代表は長男に。」というバイアスがかかり易いか?
ということについてでした。