【不妊治療】卵管を洗浄してみた結果は?

今回は不妊治療について

不妊に対する東洋医学的なアプローチが増えてきている?中でそんなことするの?
と思った治療方法の研究論文を見つけたので結論を紹介します。

研究内容

2914人の女性を含む13の試験が含まれています。

・油溶性造影剤(OSCM)と介入なし
調査結果から、介入がなければ妊娠中の可能性が17%の不妊症の女性の間で、
OSCMによる卵管洗浄があれば、率は29%から55%に増加することを示唆しています。

・水溶性造影剤(WSCM)と介入なし
グループ間の違いの証拠はありませんでした。

・OSCM対WSCM
これらの研究は、非常に高い不均一性のためにプールされず、進行中の妊娠率にグループ間の違いの証拠はありませんでした。

・OSCMとWSCMとWSCM単独
出生率または継続中の妊娠にグループ間の違いの証拠はありませんでした。

有害事象の発生率のいずれの介入にも違いがあるという証拠はありませんでしたが、そのような事象はほとんどの研究で十分に報告されていませんでした。

結論


証拠は、油溶性造影剤を用いた卵管洗浄は、介入なしと比較して妊娠および出産の可能性を高める可能性があることを示唆しています。他の比較の調査結果は、矛盾と統計的検出力の欠如のために決定的ではありませんでした。有害事象に関する証拠が不十分で、確固たる結論に達しませんでした。さらに堅牢なランダム化比較試験が必要です。

まとめ 

女性の卵管を油溶性、水溶性の造影剤で洗い流す介入がどのような結果になるのか?
ということがわかるものでした。

油溶性造影剤での結果は、可能性が高くなるかも?というものですが、
水溶性でも油溶性でも有害事象の確認が行われておらず、いざ実践となると実験的要素が高いのかもしれません。

詳細を調べていないので、何故洗浄すると妊娠率などに寄与できるのか?は説明しませんが、食物繊維が腸内を洗浄するアレと発想が近いのでしょうか?

そう考えると人の持つ自浄作用の在り方を考えなければなりませんが、
ふへ~と思ったので紹介しました。


モヒイディーンL、ハーディマンA、フィッツジェラルドC、ヒューズE、モルBWJ、ジョンソンN、ワトソンA.不妊のための卵管洗浄。系統的レビューのコクランデータベース2015、第5号。番号:CD003718。DOI:10.1002 / 14651858.CD003718.pub4。