【予防接種】子宮頚部がんを予防するためのHPV接種について

今回は子宮頚部がんの予防接種について

予防接種系の話ですが、人によって予防接種の捉え方は様々であります。

統計的には有益とみられていても、その数のうちに当てはまらないかもしれないね。

ということで捉えることもあれば、
少しでもリスク減少のためにできることを。というように。

そんな予防接種について、今回はHPVによる子宮頚部がんの予防接種についてどうなのか?という研究内容を紹介します。

研究内容は?

26件の試験(73,428人の参加者)を含めました。
1.3~8年のフォローアップを伴う10件の試験で、CIN / AISに対する保護が取り上げられました。
ワクチンの安全性は、23の研究で6か月~7年の期間にわたって評価。
研究からは、子宮頸がんの転帰を評価するのに十分な大きさまたは十分な期間ではない。

1つを除くすべての試験は、ワクチン製造業者によって資金提供されました。
含まれる試験のほとんどがバイアスのリスクが低いと判断しました。
研究には、一価(N = 1)、二価(N = 18)、および四価のワクチン(N = 7)が含まれていました。ほとんどの女性は26歳未満でした。3回の試験で25歳以上の女性を募集しました。少なくとも1回の予防接種を受けた参加者におけるワクチンの効果を要約します。

結果

HPVワクチンは、15〜26歳の思春期の少女や若い女性の子宮頸部前癌を予防するという確かな証拠があります。
HPVの種類に関係なく、HPV16 / 18に関連する病変の方が効果が高くなります。

登録時のhrHPVまたはHPV16 / 18 DNAが陰性である人の方が、HPV DNAの状態が選択されていない人よりも効果が大きくなります。

HPVワクチンはHPV16 / 18陰性の高齢女​​性のCIN2 +を減少させるが、HPV DNAステータスにより選択されていない場合ではないという中程度の確実性の証拠があります。

深刻な悪影響のリスクが増加することはありませんでした。
全体的な死亡者数は少ないが、ワクチンを受けた25歳以上の女性の方が死亡者が多かった。
この研究で報告された死亡は、ワクチンとは関係ないと判断されています。
HPVワクチン接種後の有害な妊娠結果のリスクの増加は除外できませんが、流産と終了のリスクは試験群間で類似しています。
子宮頸がんへの影響、まれな害の発生、妊娠結果を監視するには、長期にわたる追跡調査が必要です。

まとめ

研究の内容の詳細については、引用タイトルを検索すれば閲覧が可能です。

結果からは有益な作用が期待できるということがわかり、有害報告なども稀と捉えられる発生数であり、死亡例も関連性はないとのことでした。

対象となった人はヨーロッパ、アジア太平洋圏、南北アメリカからそれぞれが研究に含まれているため、日本人にも当てはまる内容でもあります。

しかし、有害症例も報告はされているため、この研究結果は年数が経つと更新されていくことも研究者のコメントにあります。

予防接種しても大きな問題にはならないと考えられますが、実際にも重篤な症例となったものも報告はされています。


Arbyn M、Xu L、Simoens C、Martin‐Hirsch PPL。子宮頸がんとその前駆体を予防するためのヒトパピローマウイルスに対する予防接種。Cochrane Database of Systematic Reviews 2018、Issue5。Art。番号:CD009069。DOI:10.1002 / 14651858.CD009069.pub3。