【精神疾患】に伴う、緊張病に対する薬物療法のエビデンスについて【医療従事者】

今回は統合失調症などの精神疾患に伴う緊張について

緊張というものは、上手く使えば活力ともなります。

使い方が上手くいかないと体も思考も萎縮し、思ったようなパフォーマンスを発揮してくれません。

そんな緊張ですが、統合失調症などを含む精神疾患のうちに緊張病と呼ばれるものがあるようです。

カタトニアとも呼ばれますが、精神疾患と関連し運動や意欲が減退するというもの。

それの薬物療法についてエビデンスがありますので、紹介します。

研究内容

この研究では、ロラゼパムまたはオキサゼパムを投与され、試験開始前の1週間は薬物を使用しなかった17人の参加者の比較的小さなサンプルサイズがありました。

この研究で報告された唯一の有用なデータは、視覚アナログスケール(VAS)の50%の改善として測定される、緊張病の症状の臨床的に重要な変化でした。

緊張性症状に臨床的に重要な変化を示す参加者の数に差はありませんでした。


入院のその他の重要な結果、ケアに対する満足度の臨床的に重要な変化、全体的な状態、有害作用または一般的な機能に関するデータは報告されていません

結論


このレビューの結果の分析は、2つのベンゾジアゼピン単剤療法の直接比較であり、効果に明確な違いはありません。プラセボまたは標準治療と比較して、ベンゾジアゼピンのデータは入手できませんでした。使用可能なデータがなく、利用可能なデータの品質が非常に低いため、確固たる結論を引き出すことができず、緊張病の臨床管理におけるベンゾジアゼピンの使用に関連する結果をより明確に決定するためには、高品質の方法論と報告によるさらなる研究が必要です統合失調症および他のSMIの人。

まとめ 

一般的には緊張をすると、手に文字を描いたりして緩和する人もおられますが、
そういったことをしてもどうにもならない状態になることもあります。

それに対処する方法として薬物療法は気になりましたが、
現状の研究結果では有用なデータはないとのことで。

私の場合は、練習量が緊張をコントロールするものだと考えています。

練習を重ねていれば、自然に体が動いてくれるような状況を作ろう。とすることで対処していますが、緊張病と呼ばれる状態はこれで解決できるのかはわかりません。

他に有益な情報があれば記事にします。


Zaman H、Gibson RC、Walcott G.統合失調症またはその他の深刻な精神疾患のある人の緊張病に対するベンゾジアゼピン。系統的レビューのコクランデータベース2019、第8号。番号:CD006570。DOI:10.1002 / 14651858.CD006570.pub3。