【炎症性腸疾患】に対する食事療法のエビデンスについて【医療従事者】

今回は炎症性腸疾患と食事介入について

炎症性腸疾患とは、クローン病と潰瘍性大腸炎で構成され、著しく生活の質を下げてしまうことのある疾患です。

対応方法は増えてはきましたが、紹介する論文のような食事介入はどうなのか?ということについて。

研究内容

1878人の参加者による18件のRCTが含まれていました。

・高繊維、低精製炭水化物、低微粒子食、低カルシウム食、症状誘導食、高度に制限された有機食がアクティブCDの臨床的寛解に及ぼす影響は不明です。

・4週間後、寛解が誘導された。

アルバータ州の抗炎症食、カラギーナンを含まない食事、またはミルクを含まない食事が非活動性UCの再発率に及ぼす影響は不明です。

食事に関連した有害事象について報告された研究は含まれていません。

結論


食事介入がCDおよびUCに及ぼす影響は不明です。したがって、CDとUCの食事介入の利点と害に関する確固たる結論は導き出せません。IBDの食事介入の構成についてコンセンサスが必要であり、これらの介入を評価するにはより多くのRCTが必要です。現在、少なくとも5つの進行中の研究があります(498人の参加者の推定登録)。このレビューは、これらの研究の結果が利用可能になったときに更新されます。

まとめ 

研究結果からは、食事介入の影響は不明であるというものでした。

どの方法も良いと言い切るには、検証人数が少なかったので何とも言えないです。

それぞれ詳細な数値もありましたが、どれも微妙過ぎて、本当に微妙です。

他に今回の結論を覆すようなものがあれば紹介します。


リンケットカイBN、イヘオゾール・エジョーフォールZ、ジュラディン・ヘロンT、パリアンA、マタレーゼLE、ブレイスウェルK、マクドナルドJK、ゴードンM、マリンJ 炎症性腸疾患の寛解の誘導および維持のための食事介入。系統的レビューのコクランデータベース2019、第2号。番号:CD012839。DOI:10.1002 / 14651858.CD012839.pub2。