【貧血】子供の鉄欠乏貧血に対する補助食品などの介入のエビデンスについて【医療従事者】

今回は子供の鉄欠乏貧血に対する介入について

日本ではあまり当てはまることのないことかもしれませんが、
世界では未就学児の貧血が見られることがしばしばあるようです。

それに対する介入として鉄剤の補給やサプリメントなどのエビデンスについて紹介します。

研究内容

ラテンアメリカ、アフリカ、アジアからの5810人の参加者を含む13の研究を含めました。
38件の研究を除外し、6件の進行中/未発表の試験を特定しました。

すべての試験で、介入なしまたはプラセボなしの使用時要塞化のための微量栄養素粉末(MNP)の提供を比較しました。
MNPと鉄含有サプリメント(ドロップ、錠剤、シロップなど)の効果を比較した試験はありません。
含まれた試験のサンプルサイズは、90〜2193人の参加者でした。
6つの試験には59ヶ月未満の参加者のみが含まれ、4つの試験には60ヶ月以上の年齢の子供のみが含まれ、3つの試験には59ヶ月未満の子供が含まれていました。

MNPには、2〜18個のビタミンとミネラルが含まれていました。
鉄の用量は、2.5 mgから30 mgの元素鉄まで変化しました。
4件の試験で、エチレンジアミン四酢酸鉄ナトリウム(NaFeEDTA)、キレート硫酸鉄、またはマイクロカプセル化フマル酸鉄として10 mgの元素鉄を投与したことが報告されました。

結論


鉄を含むMNPを含む食品の使用時の栄養強化は、就学前および学齢期の子供の貧血および鉄欠乏を軽減します。しかし、死亡率、罹患率、発達結果、および有害作用に関する情報はまだ不足しています。

De-Regil LM、Jefferds MED、Peña-RosasJP。就学前および学齢期の子供における鉄を含む微量栄養素粉末を含む食品の使用時の栄養強化。Cochrane Database of Systematic Reviews 2017、Issue11。アート。番号:CD009666。DOI:10.1002 / 14651858.CD009666.pub2。 

まとめ 

出来たら食品だけの栄養で何とかしたいものですが、どうしようもない場合はこういった栄養素の含まれた補助食品などを使用することも選択肢の1つなのでしょう。

鉄剤の補給系でよくある下痢などの副作用はこの研究では言及されていません。

完全に安心してというよりは、良い選択肢としてこの方法を選ぶ。と言う方が適切なのかもしれません。