【鬱病】医療従事者も知っていたい季節性情動障害とは?

今回は季節性情動障害(SAD)について

季節性情動障害の治療方法のエビデンスについては記事にしましたが、
そもそも季節性情動障害って?ということについて紹介します。

概要

SADは一般的には冬に起きる鬱病の1種です。

原因

10歳代ぐらいから発症しやすく、男女比は女性の方が多いと言われています。

地域柄、冬が長く続く地域に住んでいると発症しやすくなるとも言われています。

症状

症状は他のうつ病と同じものもあります。
  • 絶望
  • 体重増加による食欲増進
  • 睡眠の増加
  • より少ないエネルギーと集中力
  • 仕事または他の活動への関心の喪失
  • 動きが鈍い
  • 社会的ひきこもり
  • 不幸といらいら
これらの症状は一過性のものと考えられていますが、
中には鬱病に移行したり、双極性障害が考えられる状態になることもあります。

対処法

抗うつ薬と会話療法が効果的と考えられています。

セルフコントロールは?

・十分な睡眠をとる。
・健康的な食べ物を食べる。
・薬を正しい方法で服用する。
・うつ病について学ぶ。
初期の兆候に注意し、悪化した場合は対処法の計画を立てます。

・より頻繁に運動します。
・アルコールや違法薬物を使用しない。
これらはうつ病を悪化させ、自殺について考えることもあります。

ヒント

症状に苦しんでいるとき、貴方が信頼している誰かとどのように感じているかについて話します。
解決を求めず、その状況を共感してくれるような思いやりのある人を訪ねると良いです。
また、自分からボランティア、グループ活動に参加することも症状に対処する良い方法です。

光療法

光線療法とは、太陽光を模倣する非常に明るい光の特別なランプを使用する方法です。
・治療は、SADの症状が始まる前の秋または初冬に開始されます。
・光線療法の使用方法については、専門家の指示に従います。
推奨される1つの方法は、ライトボックスから60センチメートル離れた場所に毎日約30分間座ることです。
・この治療は、日の出を模倣するため早朝に行われることがほとんどです。
・目を開けたまま、光源を直視しないでください。
・光線療法が役立つ場合、症状は3〜4週間以内に改善するはずです。

光療法の副作用は次のとおりです。
・眼精疲労または頭痛
・マニア(まれ)
特定の乾癬薬、抗生物質、抗精神病薬など、光に敏感になる薬を服用している人は、光療法を使用しないでください。
治療を開始する前に、眼科医による検診をお勧めされています。

治療をしなければ、症状は通常季節の変化とともに自然に良くなります。治療により症状はより迅速に改善されます。

まとめ

症状が出ている方は、その原因を特定することが困難である場合もあるため、
季節性情動障害がきっかけなのか、他の精神疾患が原因なのか、ということを追求したい人は日頃からの日記が役に立ちます。

追求すると言いましたが、それらの症状の治療に役に立ちますのでおススメはしています。

書いてある通りほったらかしていても、症状は季節の変わり目で落ち着いてはきます。

しかし、治療成果は良好となることが報告されていますので、積極的に治療に参加してみてください。