【脳卒中】後のリハビリに仮想現実やビデオゲーム介入効果のエビデンスについて【医療従事者】

今回は脳卒中のリハビリテーションに対する介入について

脳卒中を患った後は、日常生活の動きってこんなに大変なのか、というぐらいの過酷なリハビリテーションが待っていることもあります。

兎に角ツライそう。

そんな四肢が満足に動いているうちを感謝しながらも、通常のリハビリテーションとは別にVRやゲームなどのヴァーチャルリアリティが採用されているそれが効果があるのか?ということについての研究論文を紹介します。

研究内容

2470人の参加者を含む72の試験を含めました。

調査サンプルのサイズは一般に小さく、介入は治療の目標と使用される仮想現実デバイスの両方の点で異なっていました。

対照群は通常、標準治療アプローチに基づく介入も治療も受けていません。

主な結果として、上肢機能の結果は統計的に有意ではありませんでした。

ただし、通常のケアに加えて仮想現実を使用した場合、グループ間に統計的に有意な差がありました。

結論


仮想現実とインタラクティブなビデオゲームの使用は、上肢機能の改善において従来の治療アプローチよりも有益ではないという証拠を発見しました。バーチャルリアリティは、通常のケアの補助として使用すると、上肢の機能と日常生活機能の活動を改善するのに役立ちます(全体的な治療時間を増やすため)。歩行速度、バランス、参加、または生活の質に対する仮想現実とインタラクティブビデオゲームの効果について結論を出すには、証拠が不十分でした。このレビューは、脳卒中の発症からの時間、機能障害の重症度、およびデバイスの種類(商業用またはカスタマイズされた)が結果の強い影響力を持たないことを発見しました。カスタマイズされたバーチャルリアリティプログラムと同様に、高用量(合計介入の15時間以上)が望ましいことを示唆する傾向がありました。


Laver KE、Lange B、George S、Deutsch JE、Saposnik G、Crotty M.脳卒中リハビリテーションの仮想現実。Cochrane Database of Systematic Reviews 2017、Issue11。アート。番号:CD008349。DOI:10.1002 / 14651858.CD008349.pub4。

まとめ 

単独で行われるヴァーチャルな介入はそこまで効果を出してくれないようです。

通常の治療と組み合わせることで効果の相乗を為すそうですので、
上肢機能を中心とした改善を早く望む際は取り組んだ方が良さそうです。

どれぐらい期間を短くしてくれるのか?ということははっきりしたとは言えませんが、
通常のリハビリに+15時間以上の訓練が好ましいそうなので頑張らないといけません。

もし、自分が・・・

と考えたのですが、恐らく空き時間が膨大にあるでしょうから、出来る限り取り組んでみようかと考えました。