【腰痛】ゴルフと運動動作など関連性が研究されていた論文について【医療従事者】

今回はゴルフと腰痛の関連性について

活躍する日本人選手の台頭で、老若男女問わずゴルフの根強い人気は耳にします。

一時期環境問題でバッシングされていましたが、あの話はどうなったのことやら。

そんなゴルフと腰痛の関連性について述べられている研究論文を紹介します。


ゴルフ動作と腰痛

元々の既往歴などを無視すると、現代的なゴルフスイングには腰痛の起因となる動作があります。

画像は掲載しませんので、文字だけでのみ想像を膨らませて下さい。

・バックスイング、ダウンスイング時の胴体軸と骨盤軸の分離

・インパクト時の胴体横軸方向の屈曲と軸方向の加速度と初期フォロースルー時の動作

・フォロースルー時の体幹過伸展

以上の動作は競技中に腰痛となり得る動作がpickupされているもの。

しかし、この動作だけでゴルフで腰痛になる。という単純な考えにはならないことも知って頂きたいです。

あくまでも競技統計では、プロで55%が腰痛を、アマチュアで最大35%が腰痛を患っていることが報告はされています。


個々の要因

ここからはゴルフとは関連がないことですが、こういった要素でも腰痛を引き起こしまっせ。というものを紹介します。

・体重の増加

・年齢の増加

・ゴルフバックの輸送

・非対称性の股関節の可動範囲

これらも腰痛の原因となるものとして考えられています。

参照にした研究論文では様々な要因を検討はしていましたが、
過齢と過体重、既往歴が腰痛との関連性が最も考えられることを示しています。

他には身長と体重の関連など、体格について述べられていましたが、
詳しくは調査されていないことだそうで。

まとめ

得られた情報からは、体格的、年齢、既往歴の問題を取り除けば、
ゴルフのスイング特有の負傷原因を調整することで腰痛を回避出来なくもないようですが、研究内容からはそれよりも体重などの問題を解決する方が良さそうで。

他にも骨盤と脊柱の連動性、体幹筋の筋力問題など検討はされていましたが、
一貫性のある結論がないため、何とも言えない理論であることもわかりました。

それらを複合して解決できるならば良いですが、
個人で取り組み出来、手っ取り早いのは体重などの管理からかも知れません。


スミスJA、ホーキンスA、グラント-バトラーM、ボイトラーR、リーSP。ゴルファーの腰痛に関連する危険因子:系統的レビューとメタ分析。スポーツ健康2018; 10(6):538–546。doi:10.1177 / 1941738118795425