【筋萎縮性側索硬化症】の疲労に対する介入のエビデンスについて【医療従事者】

今回は筋萎縮性側索硬化症の疲労を軽減するための介入について

運動ニューロンの疾患でもあるALSは、進行性の神経疾患であるために根治的な治療法はないとされています。

衰弱していくことによって、疲労感は人よりも感じやすく、それの軽減に対する介入のエビデンスについて紹介します。

研究内容

合計86人のALS / MND参加者を対象とした1つの薬理学(モダフィニル)研究と3つの非薬理学研究(レジスタンス運動、呼吸運動、反復経頭蓋磁気刺激(rTMS))を含めました。

すべての研究で、疲労度スケールを使用して疲労を評価。

モダフィニル治療とプラセボ、呼吸運動と偽手技の疲労の改善の可能性を示唆する非常に質の低いエビデンスが見つかりました。

結論


無作為化された研究がほとんどなく、利用可能な証拠の質が非常に低いため、ALS / MND患者の疲労を改善するための介入の有効性について確固たる結論を引き出すことは不可能です。

ギボンズC、パニーニF、フリードT、ヤングCA。筋萎縮性側索硬化症/運動ニューロン疾患の疲労の治療。Cochrane Database of Systematic Reviews 2018、Issue 1. Art。番号:CD011005。DOI:10.1002 / 14651858.CD011005.pub2。 

まとめ 

薬理学的な方法の方が結果としては良かったようですが、ALS特有の有害報告もされていました。

有害報告については薬理学の副作用によるものか、ALS特有のものなのかは断定が出来ないということでしたが、非薬理学的な方法よりは効果があるようにも思える数値面だったので、疲労をとるんだ!という時にはそういう選択になるのかと。