【鉄欠乏症】を改善するためのトウモロコシを強化する介入のエビデンスについて【医療従事者】

今回は貧血の治療とトウモロコシの強化について

見過ごせないぐらいの疾病率で貧血症状などの鉄欠乏を患っている人はいます。

その人達の治療に対してトウモロコシ由来の食品を強化して解決できるのか?という介入が行われていた研究を紹介します。

研究内容

検索の結果、4529件のレコードが生成されました。
鉄に加えて他のビタミンやミネラルを強化したトウモロコシ製品と、
強化されていないトウモロコシ粉を提供する効果を評価しました。

この介入を介入なしと比較した研究や、鉄だけで強化された小麦粉と製品(他のビタミンやミネラルを含まない)の相対的効果を調べた研究はありません。

3件は2610人の参加者を対象としたランダム化試験であり、2件は849人の参加者を対象とした非対照の前後試験でした。

メタ分析のデータに貢献した研究は3つだけで、2歳から11.9歳の子供と女性が含まれていました。
強化されていないトウモロコシ粉と比較して、鉄粉や他のビタミンやミネラルでトウモロコシ粉やコーンミールを強化することが貧血に影響するかどうかは不明です。

どの研究も副作用について報告していません。

結論


トウモロコシ粉に鉄やその他のビタミンやミネラルを強化することで、2歳以上の子供や成人の貧血や鉄欠乏症のリスクを減らすかどうかは不明です。さらに、鉄強化トウモロコシ粉、コーンミール、または強化トウモロコシ粉製品が、貧血のリスクを減らすか、集団のヘモグロビン濃度を改善するのに効果があるかどうかを結論付けるには、証拠があまりにも不明確です。証拠の確実性が非常に低いため、トウモロコシ粉を鉄で強化することで一般住民の貧血が減少するかどうかは不明です。副作用について報告された研究はありません。公的機関は5つの研究のうち3つに資金を提供し、民間部門は他の2つを実施するために大学に助成金を与えました。これらの試験のいくつかに対する業界の資金提供の存在は、これらの研究の結果にプラスの影響を与えるようには見えなかった。2つの年齢グループ(生殖年齢の子供と女性)のみを含む研究数の減少、および限られた数の比較(計画された4つのうち1つのみ)がこのレビューの主な制限となっています。

まとめ 

こういった介入は個人的に好むのですが、結果は不明ということに。

限定的な条件で調べてみても良いのかもしれませんが、
様々な規模の研究を総レビューしてこの結果ですので、もっと大掛かりに調査する必要があるのかもしれません。

とはいえ、現状を放置するわけにもいきませんので、思い当たっている人は何らしらの対応が必要かと思われます。


Garcia‐Casal MN、Peña‐Rosas JP、De‐Regil LM、Gwirtz JA、Pasricha SR。人口の貧血と鉄欠乏を制御するためのトウモロコシ粉の鉄強化。Cochrane Database of Systematic Reviews 2018、Issue12。Art。番号:CD010187。DOI:10.1002 / 14651858.CD010187.pub2。