【アキレス腱断裂】腱の特性に性差があり、発症リスクの可能性を示した研究

今回はアキレス腱断裂は何故男性に多いのか?について

アキレス腱断裂と言えば活動量の多い、あるいは腱組織の変性によって断裂に至るとのことで教わります。

そして、性差は男性に多い。とされていました。

では何故男性に多いのか?ということの一説の研究を紹介します。

定説

・性ホルモン説


→エストロゲンの量により、アキレス腱断裂のリスクを減らすという研究もありますが、
相関性については確たる説明がつかないとのこと。

・筋力説


→近年のアキレス腱断裂の発生性差については、症例の84%が男性であることから、
強靭なふくらはぎを持つ男性に多いのではないのか?ということも言われています。


どちらの説も何んとなしに分かる気もします。

新説

ペンシルベニア大学のLouis J. Soslowsky博士が率いる調査団が行った研究。

※ラット実験です。

オスよりもメスのアキレス腱の可動性が強いことに着目。

ホルモンによる影響を除外するために、卵巣を切除したメスを調査。

女性ホルモンを欠乏させたことによってわかったのは、

・腱の強度はオスとメスに差はない。

・メスの筋線維の方が大きいことがわかった。

これらの筋肉の大きさと結合した腱の劣った特性により断裂リスクが高い理由を説明しています。

げっ歯類モデルでは、雄は雌と比較してアキレス腱材料特性が劣っているPardes AM、Freedman BR、Fryhofer GW、Salka NS、Bhatt PR、Soslowsky LJ.Ann Biomed Eng。2016年10月; 44(10):2901-10。土井:10.1007 / s10439-016-1635-1。PMID:27150673

まとめ 

ふへぇ~ぐらいなものとして受け取るべきなのでしょうが、
そういった研究結果もあることは面白いです。

腱の動きの大きさか~ということは何かヒントがありそうで。