【症状】小学生でもわかる??長母指伸筋腱炎について【医療従事者】

今回は小学生でもわかる??長母指伸筋腱炎について

長母指伸筋腱炎(ちょうぼししんきんけんえん)とは、足の親指を上に上げる筋肉の痛みが起きている状態のこと。

スポーツをやっている、やっていないくてもなってしまうことがあるこの症状を紹介します。

どんな時に起きるのか?

・明確な原因はなく、親指から足首まで、足首から1/3あたりに痛みを訴えます。

・運動靴の紐をきつく締めることによって、炎症が起きてしまう例も報告されています。

臨床上の特徴

・患部は舟状骨背側・中足骨あたりの疼痛と圧痛なので、舟状骨や中足骨の疲労骨折との鑑別が必要。

・症状が強いと指の屈伸運動で握雪音を確認できる。重症例では母趾の伸展制限もみられることがある。

・靴の影響が考えられる場合は、紐が当たっていないかの確認を行う。

症例

・17歳 女性

マーチングバンドをしていて、1週間前より足背部に疼痛が出現。

痛みの部位は長母指伸筋腱部にあり、自動収縮により「グズグズ」といった握雪音を認めたため本症と判断。


まとめ

痛みが強い場合など安静と同時にステロイドの局所注射が必要となることもあります。

数例この症状を対応したことがありますが、疼痛自体は1~2週間で軽減できます。

しかし、完治となるとスポーツの習慣なども関係してくるため、短期的に治療を求められる場合は休息を勧めることもありました。

数例診た中での多くは、靴紐をギューッと締め付けておりましたので、
ほどけない結び方=靴紐をギューッとする。ということではありません。

ほどけにくい結び方を靴屋さんなどで教わりましょう。