【不妊症】に対する介入のエビデンスについて【医療従事者】

今回は原因不明の不妊症に対する介入について

子供が出来ないことが特別なのか?と思ってしまう時代も過去を遡ればあったようですが、メディアの発達などで一般的に抱える問題として認知されてきたこと。

出来ない原因を特定するには、多様な要因が考えられるため原因不明と付く不妊症も少なくはないようで。

そんな治療のための介入について研究されていたことを紹介します。

研究内容

・このシステマティックレビューには27のRCT(4349組)を含め、その後のネットワークメタ分析には24のRCT(3983組)を含めました。

2725組を含む10件のRCTが出生を報告した。
OS、IUI、OS-IUI、またはIVF / ICSIと予想管理の違いの証拠は不十分でした。
卵巣刺激(OS)、子宮内授精(IUI)、OS-IUI、および細胞質内精子注入(ICSI)を伴うまたは伴わない体外受精(IVF)

これは、妊産婦管理後の出産の可能性が17%であると仮定した場合、OS、IUI、OS‐IUI、およびIVFに続く可能性は9%から28%、11%から33%、15%から37であることを示唆しています。

OS-IUIおよびIVF / ICSIは、予想管理と比較して、出生率の増加を発見しました。

2564カップルを含む11のRCTが多胎妊娠について報告した。
妊娠管理/ IUIと比較して、OSおよびOS-IUIは、多胎妊娠のオッズを増加させました。
また、IVF / ICSIと期待される管理/ IUIの間に十分な証拠がありませんでした。

試験結果は、中等度/重度の卵巣過剰刺激症候群(OHSS)に対するIVF / ICSIとOS-IUIの違いの証拠が不十分であることを示しています。

結論


妊産婦管理と他の4つの介入(OS、IUI、OS-IUI、およびIVF / ICSI)の間に出生率に違いがあるという証拠は不十分です。妊娠管理/ IUIと比較して、OSは多胎妊娠の可能性を高め、OS-IUIは多胎妊娠の可能性を高める可能性があります。IVF / ICSIとOS-IUIの間の中等度または重度のOHSSの違いの証拠であるように、IVF / ICSIと多胎妊娠の妊娠管理の違いに関する証拠は不十分です。

まとめ 

どれを選択するのかは本人の希望というよりは、医師のプレゼンから選ぶということになりますが、そういった状況下で冷静な判断で選べるのか?と想像すると無理だな・・・とも思います。

方法論としては、統計的にも有利なものがこの研究からでも示されていますので、
卵巣刺激と細胞質内刺激は良い方法なのかもしれません。

私個人が思うには、
こういった方法を知ることで本人たちが自己否定しないようにして貰えたらと思っています。

何も方法がない、解決できない、という絶望感は誰かの所為にすることも出来ず、
自分自身を責めます。

方法があるからポジティブに転換できるか?と言われると言い方次第ですが、
そういったフォローアップの仕方も医療従事者のコミュニケーションスキルを発揮しなければならないのでしょう。

それにしても、これだけ方法があるのか・・・と。


Wang R、Danhof NA、Tjon‐Kon‐Fat RI、Eijkemans MJC、Bossuyt PMM、Mochtar MH、van der Veen F、Bhattacharya S、Mol BWJ、van Wely M. 。系統的レビューのコクランデータベース2019、第9号。番号:CD012692 DOI:10.1002 / 14651858.CD012692.pub2。