【禁煙】に対する催眠療法のエビデンスについて【医療従事者】

今回は禁煙のための催眠療法について

中々興味深かったので。

さっそく内容を紹介します。

研究内容

調査には合計1926人の参加者が含まれていました。
研究は多様であり、単一のメタ分析は不可能でした。

対照と比較した催眠療法の特定の効果についての信頼できる証拠は得られませんでした。

不正確さとバイアスのリスクによって制限された低い確実性のエビデンスがあり、催眠療法と注意が一致した行動療法との間に統計的に有意な差は示されませんでした。

催眠療法と集中的行動介入を比較すると、結果は同様に不正確であり、バイアスのリスクによって制限された(接触時間に一致しない)

1件の小規模研究(参加者40人)の結果は、介入なしと比較して催眠療法の統計的に有意な利益を検出した。

催眠療法と短時間の行動介入との比較で有意差は検出されなかった。

結論


催眠療法が禁煙に対して、他の形態の行動支援や無支援の禁煙よりも効果的であるかどうかを判断する証拠は不十分です。利益が存在する場合、現在の証拠は、利益がせいぜい小さいことを示唆しています。催眠療法が有害作用を引き起こすかどうかに関する証拠はほとんどありませんが、既存のデータはそれが起こるという証拠を示していません。このトピックでは、さらに大規模で高品質のランダム化比較試験、および安全性のより包括的な評価が必要です。

まとめ 

やっぱりというか、がっかりな結果でした。

私が今まで見た禁煙に対する介入法で一番効果があったのは、「インセンティブ」を与える禁煙法でした。

人が行動するシンプルな理由でもある報酬は催眠で再現することはできなかったのでしょうね。


バーンズJ、マクロビーH、ドンCY、ウォーカーN、ハートマンボイスJ.禁煙のための催眠療法。系統的レビューのコクランデータベース2019、第6号。番号:CD001008。DOI:10.1002 / 14651858.CD001008.pub3。