【虚血性脳卒中】に対する幹細胞移植のエビデンスについて【医療従事者】

今回は虚血性脳卒中に対する幹細胞移植について

臨床研究では脳卒中に対する幹細胞移植で肯定的な結果が出ていたようですので、
それを追求する研究について紹介します。

研究内容

・401人の参加者を含む7つの完成したRCTが含まれています。
テストされたすべての成人ヒト非神経幹細胞; 細胞は、虚血性脳卒中の急性期、亜急性期、または慢性期に移植されました。
静脈内投与、動脈内投与、脳内投与、または腰部くも膜下腔内投与にて。

フォローアップ期間は6か月から7年でした。
有効性の結果は、国立衛生研究所の脳卒中スケール(NIHSS)、修正ランキンスケール(mRS)、またはバーセルインデックス(BI)で測定されました。安全性の結果には症例の死亡が含まれ、試験の終了時に測定されました。

全体的に、NIHSSで測定した場合、幹細胞移植はより良い臨床結果と関連していました。
死に関して幹細胞移植に関連する重大な安全性の懸念は提起されませんでした。

それらはすべてバイアスのリスクが高いため、研究の質に応じた感度分析を実行できませんでした。

結論


全体的に、虚血性脳卒中の参加者では、幹細胞移植は神経学的障害の減少と関連していたが、より良い機能的結果とは関連していなかった。明らかな安全上の懸念は提起されませんでした。しかし、これらの結論は主にバイアスのリスクが高い小さなRCTからのものであり、エビデンスの確実性は低いものから非常に低いものまでありました。より適切に設計された試験が必要です。

まとめ 

神経学的障害の減少は見られたものの、機能的な良い改善と関連はしていない。とありました。

まだまだ、言い切るためのRCTの質、数、形式など山積みな内容かもしれないのですが、
先進的な治療法の1つにはなっています。

研究が進めば結果と精度に対する評価も変わってくることに期待です。


Boncoraglio GB、Ranieri M、Bersano A、Parati EA、Del Giovane C.虚血性脳卒中に対する幹細胞移植。系統的レビューのコクランデータベース2019年、第5号。番号:CD007231。DOI:10.1002 / 14651858.CD007231.pub3。