【乳児】の尿路感染症に対するプロバイオティクスのエビデンスについて【医療従事者】

今回は乳児尿路感染症に対するプロバイオティクスについて

乳児尿路感染症は起こり得る疾患で、時間間隔で大泣きするため本人や家族への影響もあります。

紹介する論文ではプロバイオティクスによってコレが減少できるのか?ということについて研究されています。

研究内容

検索の結果、3284件のレコードが生成され、そのうち21件のレポートを全文レビュー用に選択しました。

1886人の参加者を対象とした6件の研究が選択基準を満たし、プロバイオティクスとプラセボを比較しました。

2つの研究ではLactobacillus reuteri DSMを
2つの研究では多菌株プロバイオティクスを
1つではLactobacillus rhamnosus
1つではLactobacillus paracaseiおよびBifidobacterium animalisを調べました

2つの研究は妊娠中にプロバイオティクスを開始し、出生後もプロバイオティクスを赤ちゃんに投与し続けました。

6つの研究すべて(1851人の参加者)のランダム効果メタ分析では、重篤な有害作用に関してグループ間で差は認められませんでした。

3件の研究(707人の参加者)の変量効果のメタ分析では、泣き出しの平均差(MD)が1日あたり-32.57分であることがわかりました。

結論


乳児のcoli痛を予防する上で、プロバイオティクスがプラセボよりも効果的であるという明確な証拠はありません。しかし、毎日の泣き時間は、プラセボと比較してプロバイオティクスの使用で減少するように見えました。副作用に明確な違いはありませんでした。証拠の確実性によって結論を引き出す能力には限界があり、3つの結果すべてにわたって低いと評価されたため、これらの結果がさらなる研究の追加によって変化しないとは確信していません。

まとめ 

この研究結果からは、プロバイオティクスを摂取させることの意義はあるようです。

プロバイオティクス関連の論文では結論の質が中程度なものが多いので、
プロバイオティクス摂取に関しては意識付けしても良いのかもしれません。

気になる方は是非!って程度で。


オングTG、ゴードンM、バンクスSSC、トーマスMR、アコベンAK。幼児のcoli痛を防ぐためのプロバイオティクス。系統的レビューのコクランデータベース2019、第3号。番号:CD012473。DOI:10.1002 / 14651858.CD012473.pub2。