【摂食障害】医療従事者なら知っていたい摂食障害の誤解と真実と危険信号について

今回は摂食障害の誤解と真実について

ボストン小児病院の資料から摂食障害の誤解と真実について紹介します。

摂食障害の認識

・摂食障害があると体重が少ない

→臨床では体重減少に苦しんでいる患者もいれば、過食が原因で過体重に悩んでいる人もいる。

・極端なダイエット

→ダイエットではなく、身体的、心理的な負担が大きくかかってしまう症状です。

・女性だけに起こるもの

→男性でも女性でも起こり得るものです。
見た目や認知の問題で男性は摂食障害になっていても、筋肉量などの調整とみられることもあります。

・食欲不振になると何も食べません

→何も食べないということはなく、少量あるいは極端に偏った食品を摂取していることがあります。
そして、その傾向にある人は他人と一緒にいる時は隠そうとします。

・メディアが原因

→メディアに流れる極端なイメージが原因になることもありますが、
そうでないこともあるのでメディアだけが悪という認識は違うということです。

・摂食障害は回復不可能

→長期的な治療が必要になりますが、回復は出来ます。
身体的、心理的な負担を治療する必要がありますので、様々な人の力が必要となってきます。

・摂食障害は稀

→2011年の米国の調査では、13~18歳の0.3%が食欲不振、2.5%が過食症であることが発表されています。
診断はされていなくとも極端なダイエットを実践している10代は多いと予想されているため、摂食障害の懸念はあるようで。

危険信号

過食症の危険信号はこのように考えられています。

・一度に大量の食べ物を頻繁に食べる
・食品周辺の制御を失う
・お腹が空いていないときに食べる
・一人で食べる
・感情を制御する方法として食べる
・食べ物や空のラッパーを隠します
・他の人は食物が急速に消えることに気づく
・食べ物を貯めることがあります


神経性食欲不振の危険信号はこのように考えられています。

・食事をスキップする
・食べない言い訳をする
・過剰な運動(運動を最優先にします)
・「安全な」食品のみを食べる(低カロリー、低脂肪)
・特定の食品グループ(炭水化物、脂肪など)を食べない
・食べ物の周りに異常な行動があります
(食べ物を整理する、食べ物を小さな断片に切る、いつも食べ物に問題があることを発見する、食べ物を皿の周りに押す)

・他の人のために食べ物を調理または焼くが、食べない
・食品ショーを見たり、食品のウェブサイトに常にアクセスしたりする
・強迫的に栄養情報を読み取るか、カロリーを数える
・常に体重を測定する、または「ボディチェック」をする。
(鏡で自分の体を見たり、手で体を感じたりする)

・多くのガムを噛むか、大量の水、コーヒー、ダイエットソーダ、またはカロリーのない飲料を飲む
・減量にもかかわらず問題があることを否定する
・ビーガン/菜食主義への最近の切り替え
・食べ物に関する懇親会からの脱退

まとめ

運動しなければならない。
太っていてはだめだ。
そんなものを食べているなんて信じられない。

これらなどのどんな状況でも過食症って起こり得るものでは?とも感じます。

少しぐらい気にするのは問題ないですが、過剰に反応したり、他人にそれを指摘したりなどしていく必要もありそうなもの。

危険信号に関しては多く当てはまるほど傾向が強くなるそうなので、
お気を付けを。