【火傷】VRと治療を組み合わせた時の利点を示した研究【医療従事者】

今回はVRと医療について

仮想現実の技術も発達してきているので、人間の更なる利便性に貢献できると期待があります。

医療現場では、治療技術の支援などでも期待がされています。

実際のところの治療にも使用している実験もありますが、
まだ可能性という段階ではっきりとした結果がないことが多いです。

そんな中VRが治療の可能性となる示唆されたものがありました。

そんな内容を紹介します。

研究内容

ワシントン大学の痛みの専門家であるサム・シャラー博士は、
VRを使用して火傷から回復している子供と大人の注意を逸らす研究をしています。

「やけどの痛みは本当にひどくなります。容認するのは難しい」とシャラーは言います。
火傷を治すためには、傷口を毎日洗って再び覆う必要があり、非常に苦痛です。
痛みを和らげる薬は、火傷を負った人に部分的な軽減のみを提供します。

シャラーは、VRは脳をそらすことで痛みを和らげることができると考えています。
「人々は一定量の意識的な注意を払っています」と彼は言います。
「痛みを伴う手順から別のタスクに移行する場合、脳の痛みは軽減されます。これは、同じ痛みの信号が皮膚から来ている場合でも起こります。」

彼のチームと他の人々は、凍りつくような寒い仮想世界に人々を配置するVRプログラムを開発しました。
目と耳をかみ合わせて、肌に何が起こっているかをブロックします。

チームの研究によると、没入型プログラムは、通常のビデオゲームをプレイする場合と比較して、火傷ケア中の人の痛みを半分に減らすことが示されています。 

小児の火傷に対する理学療法中の没入型仮想現実鎮痛のランダム化比較試験。シュミットYS、ホフマンHG、ブラフDK、パターソンDR、ジェンセンMP、ソルタニM、キャラーGJ、中村D、シャラーSR。バーンズ2011 2月; 37(1):61-8。土井:10.1016 / j.burns.2010.07.007 Epub 2010 8月7日。PMID:20692769。

POINT

痛みを和らげる。ということを脳の注意を逸らすことで達成しようとしている。

これはゲートコントロール理論でも近いことが言われており、
痛覚の伝導路を混乱させることによって、痛みを感じにくくするというもの。

それを本人の意識的、人為的なものとは別にVRという仮想空間で行っていたもの。

まとめ

研究段階?だと思いますので、実際の治療で行われる場合は確定されている効果の期待はまだまだわからないことが多いです。

利点だけを示されていましたが、有害報告もあるのかもしれません。

良い報告が発表されていくことを期待したいもの。