【脳神経科学】的に考察される性格について【医療従事者】

今回は脳神経科学的に考察する「性格」について

皆さんはどんな性格ですか?

慎重?大胆?誠実?

そんな個性が出る性格ですが、人間の身体でどの部分が関係してくるのか?ということを考察されている本に記述されている情報を紹介します。

性格を担う脳の機能

ヒトの性格は「扁桃体」の能力が関係していると考えられています。

扁桃体が問題なく活動し、前頭葉や視床下部、脳下垂体から情報を集め、冷静に指令を返しているうちは、ヒトの性格は温和な性格で的確な判断が出来ます。

扁桃体の補助として「海馬」が関係しており、得た情報を海馬に短期記憶として蓄積し、自分の感情を決定する根拠として使われています。


この考え方から、温和な性格=大脳辺縁系が活発に働いている。

と考えられるということに。

動物実験では扁桃体を切除されたサルは、性行動が盛んになる、過食になるなどの異常行動が現れる。
そして、記憶力も衰え、頭の回転も遅く、恐れの感情も鈍くなる。となるため、
感情の判断が他の場所への連結が出来ずに、行動の抑制が効かなくなる。という結果が。


内向的、外向的な性格

脳の上行性脳幹網様体賦活系が敏感な人は内向的、そうでない人は外向的な性格であると考えられています。

前述した機能が敏感ということは、大脳辺縁系にある「海馬」「扁桃体」「帯状回」「中隔核」「視床下部」の反応が良いということに。

これらを刺激されると大脳皮質全体が覚醒しやすくはなりますが、
あまりにも刺激が強すぎる時には防御反応として「超限抑止」という刺激を抑制する作用が働きます。

この状態になると脳が強い刺激から反応をせずにやり過ごそうとするため、内向的な性格に傾く。ということに。

まとめ

以上が脳神経科学的に考察されている性格についてです。

性格の良し悪しは扁桃体が関係すること、本能的かつ外向的に行動できる人は脳の上行性脳幹毛様体賦活系が敏感でなく扁桃体が萎縮しているのかも?などと捉えることも出来ます。

もし、性格が悪いですね。と言いたい時があれば、「扁桃体が萎縮しているのですか?」
「海馬が眠っているのでしょうね」などの皮肉でも言ってやってください。