【原発性ミトコンドリア病】に対するアルファリポ酸のエビデンスについて【医療従事者】

今回は原発性ミトコンドリア病とサプリメントについて

名前の通り、細胞内にあるミトコンドリアの機能障害が起きている症状でして、
その治療方法には様々な方法が試行されています。

そのうちのサプリメントですが、アレコレ良い!となっていますが、
それらのエビデンスについてどうなの?ということを紹介します。

今回はアルファリポ酸について

PMDの治療におけるALAの潜在的価値は、限定的な証拠に基づいています

科学的サポートは、ALA補充のみの1つの症例報告(下記)と18人の患者におけるクレアチンとCoQ10を組み合わせたALAの1つの臨床試験から得られます。

1995年に発表された症例報告は、CPEO患者の脳および骨格筋のエネルギー代謝に対する1か月の経口ALA補給(200 mgを1日3回)の効果が説明されていまsた

1ヵ月後、脳のエネルギー利用可能性が増加しました。

これは、脳のリン酸化クレアチン(PCr)が55%増加し、脳のリン酸化能が72%増加し、計算された脳アデノシン二リン酸(ADP)濃度が減少し、ミトコンドリア機能が改善されたことを示しています。

7ヶ月のサプリメント投与後に、さらなる改善が報告されました。補給は、運動中の筋肉のミトコンドリアの活動にもプラスの効果がありました。さらに、患者は、眼の痛みと不快感の減少および補給後の筋力の改善を特徴とする全般的な改善を報告した。

PMDの診断と管理に関する合意声明では、ミトコンドリア医学協会(MMS)は、これらの患者の単剤療法としての使用を評価した対照臨床試験はありませんが、PMD患者にALA補充を提供することを推奨しています

標準用量は50〜200 mg /日です

Parikh S、Goldstein A、Koenig MK、Scaglia F、Enns GM、Saneto Rなど ミトコンドリア病の診断と管理:ミトコンドリア医学会からのコンセンサス声明。Genet Med2014。[ PubMed abstract ]

POINT 

・ATP産生の中間代謝に関わるため、利用されており作用の結果として酸化防止剤のような目的がある。

・しかし、参照している研究論文の人数をご覧頂けましたら、そのような質であるということ。

まとめ

僅かなサンプル数の研究では、肯定的な結果も出ているようですが、安全性の確保については絶対なものではないようで。

具体的な有害報告は記述はされていませんでしたが、確たる証拠をえるためには更なる研究が必要であるという段階でした。