【脳卒中】のリハビリに使われる機械支援トレーニングのエビデンスについて【医療従事者】

今回は脳卒中後のリハビリにおける機械支援トレーニングについて

昨今では機械による補助装置を使ったトレーニングが普及しているようで、
リハビリテーションに望む人にとっては1つの希望なのかもしれません。

そんな介入のエビデンスを紹介します。

研究内容

このレビュー更新には、1472人の参加者を含む36の試験を含めました。

理学療法と組み合わせた電気機械歩行支援トレーニングは、参加者が歩行で独立する確率を高めました。

1)いくつかの試験では、研究開始時に独立して歩行していた人々を調査したため、結果は慎重に解釈する必要があります。

2)使用したデバイスと治療の期間と頻度に関する試験間にばらつきがあることがわかりました。

3)機能的電気刺激を備えたデバイスを含む試験もありました。私たちの計画されたサブグループ分析は、急性期の人々には利益があるかもしれないが、慢性期の人々は電気機械支援歩行訓練から利益を得ないかもしれないことを示唆しました。

事後分析により、介入開始時に歩行不能な人は利益を得る可能性があるが、歩行可能な人はこのタイプのトレーニングから利益を得ることができないことが示された。

結論


脳卒中後に理学療法と組み合わせて電気機械支援歩行訓練を受ける人は、これらのデバイスなしで歩行訓練を受ける人よりも独立した歩行を達成する可能性が高くなります。私たちは、7人の患者が歩行の1つの依存を防ぐために治療される必要があると結論付けました。具体的には、脳卒中後の最初の3か月の人々と歩くことができない人々は、このタイプの介入から最も利益を得るようです。デバイスのタイプの役割はまだ明らかではありません。さらなる研究は、電気機械支援歩行訓練の最も効果的な頻度と持続時間、および利益が持続する期間に関する特定の質問に対処するために実施された大規模な最終的な実用的な第III相試験で構成する必要があります。

Mehrholz J、Thomas S、Werner C、Kugler J、Pohl M、Elsner B.脳卒中後の歩行のための電気機械支援トレーニング。Cochrane Database of Systematic Reviews 2017、Issue5。アート。番号:CD006185。DOI:10.1002 / 14651858.CD006185.pub4。 

まとめ 

症状の状況によっては利益がある、ないということが示唆されるものであり、
手放しで喜んで導入しても結果も出ないことがあるようです。

この結論に対しては考え方や治療方針、治療の希望などを加味したうえで決定するべきなのかもしれませんので、エビデンスを信用していない人にとっては耳障りかもしれません。

しかし、どんな状況においても治療の選択はしなければなりませんので、
こういった方法で結果も出ている。ということを知っているべきなのかと。