【認知症】に対するプレゼンス療法のエビデンスについて【医療従事者】

今回は認知症に対するプレゼンス療法について

プレゼンス療法についてですが、家族のビデオテープやオーディオテープなど音声や動画などを使った介入方法のこと。

この方法が認知症に対して生活の質の改善に寄与できるのか?というエビデンスについて紹介します。

研究内容

144人の参加者による3つの試験が選択基準を満たしました。
2つの試験はランダム化されたクロスオーバー設計で、1つは準ランダム化として分類されたクロスオーバー試験でした。

含まれた研究の参加者は、養護施設に住んでいる認知症の人々です。
彼らは主に女性で、平均年齢は80歳以上でした。SPTは、家族または代理人によって作成されたオーディオまたはビデオの録音を使用して実行されました。

その内容、管理の頻度、期間はさまざま。
すべての研究で複数の治療法が比較されました。

ある研究では、SPTは他の2つの介入と比較されました。
他の2つの研究では、他の3つの介入と比較されました。具体的には、SPTを通常のケア、パーソナライズされた音楽(2つの研究)、人の声を含む「プラセボ」オーディオテープ(2つの研究)、および訓練を受けた研究助手が行う1対1の社会的相互作用(1つの研究)と比較しました。

評価された結果に関して、ある研究では、動揺と引きこもった行動を検討しました。
2番目の研究では、言語破壊的行動を評価しました。
3番目の研究では、身体的に興奮した行動と言葉で興奮した行動を評価しました

結論


認知症患者の行動および心理的症状の治療と生活の質の改善に対するSPTの有効性について結論を出すことはできませんでした。SPTの効果を調査するには、新しい高品質の研究が必要です。

Abraha I、Rimland JM、Lozano‐Montoya I、Dell'Aquila G、Vélez‐Díaz‐Pallarés M、Trotta FM、Cruz‐Jentoft AJ、Cherbini A. Cochrane Database of Systematic Reviews 2017、Issue4。アート。番号:CD011882。DOI:10.1002 / 14651858.CD011882.pub2。 

まとめ 

研究結果からは有意差のあるデータなどは一切確認されていません。

家族の力を頼る介入方法でしたが、あまり効果が無い様な結果には興味深いことに。

人によっては結果として望ましいものもあれば、そうでないものもあるため、確たるものではない。という意味で捉えてください。