【腹痛】子供の腹痛に対する介入のそれぞれのエビデンスについて【医療従事者】

今回は子供の腹痛に対する介入について

子供達にとっても受験など多大なる緊張が強いられる場面は多々あります。

そんな際に過敏性腸症候群となってしまうこともありますが、
それに対する介入に対するエビデンスについて紹介します。

容易に行える方法に対して研究されていましたので、
この結果をご覧になった方は対策としてご存知ください。

研究内容

19のRCTを含め、27の論文で報告され、合計1453人の参加者がありました。
19件のRCTすべてに1〜5か月の追跡調査があった。
参加者は8か国から4〜18歳で、主に小児胃腸科クリニックから募集されました。

募集時の平均年齢は6.3歳から13.1歳の範囲でした。

14件の試験で、RAPまたは機能性胃腸障害の広範な傘下で診断された小児が募集されました。
5つの試験では、過敏性腸症候群の小児のみが具体的に募集されました。

この研究は以下のカテゴリーに分類されました:
プロバイオティクスに基づく介入の試験(13件の試験)
食物繊維に基づく介入の試験(4件の試験)
低FODMAPの試験(発酵性オリゴ糖)

結論


全体として、中等度から低品質のエビデンスが見つかりました。これは、プロバイオティクスがRAPの子供の痛みを改善するのに効果的であることを示唆しています。したがって、臨床医は、プロバイオティクスの介入を全体的な管理戦略の一部として検討する場合があります。ただし、長期的な結果を調べ、効果の大きさの推定の信頼性を高め、最適な株と投与量を決定するには、さらなる試験が必要です。また、今後の研究では、過敏性腸症候群などのさまざまな症状プロファイルを持つ子供におけるプロバイオティクスの有効性を調査する必要があります。繊維ベースの介入の少数の試験のみが見つかり、結果の全体的に質の低い証拠が見つかりました。したがって、繊維ベースの介入がRAPの子供の痛みを改善するという説得力のある証拠はありませんでした。より多くの参加者を含む繊維サプリメントのさらなる高品質RCTが必要です。エビデンスに基づいた推奨事項を促進するために、低FODMAPダイエットおよび他の食事介入の将来の試験も必要です。


Newlove‐Delgado TV、Martin AE、Abbott RA、Bethel A、Thompson-Coon J、Whear R、Logan S.小児期の再発性腹痛に対する食事介入。Cochrane Database of Systematic Reviews 2017、Issue3。アート。番号:CD010972。DOI:10.1002 / 14651858.CD010972.pub2。 

まとめ 

これらの介入に関して、根拠性の高い方法としてプロバイオティクスが挙げられました。

腹痛などの軽減は出来ても日常生活や学校生活、社会的、心理的、学校の成績などの面に関してはデータが無いようです。

それでも肝心な腹痛が軽減できる。というだけでもプロバイオティクスを摂取することに何ら問題はないと考えますので、お困りの方は是非に。

その前に上述した症状に当てはまるのか?というだけを判断するためにも専門に相談を。