【脳神経科学】的に考えられる脳内の働きとストレスについて【医療従事者】

今回はストレスと脳内に与える影響について

ストレス社会で。

その症状はストレスからです。

など日常茶飯事ともいえる状況になっている人もおられるのかと。

ですが、ストレスが体調不良などをもたらす際は、心臓に影響するのか?脳内に影響しているのか?ということを脳神経科学的にはこのように考えられています。

視床下部の暴走

そもそも、ストレスとは「相反する葛藤が脳で起きている状態」と言われます。

仕事などで理不尽な叱咤を受ける際に、古皮質では怒りが、大脳新皮質では抑制するという状況になるため、怒りの感情が解決されないことを「抑圧された状態」と考えられています。

そういった状況が継続すると、怒りを抑えられない「視床下部」は新皮質と不調和を起こし暴走を始めてしまいます。

暴走した視床下部は間脳に働きかけ、自律神経系に思ってもみない指示を出してしまいます。

但し、自律神経系はすべてが制御不能となるわけではなく、大抵は何処か1つが壊れその支配を受ける臓器に不調が起きるということになります。

ホルモン分泌では

脳はストレスを感じるとACTHが大量に分泌されます。

それと同時にモノアミン類が異常分泌され、ストレスを回避したり闘おうとし、自律神経系の興奮や情動に影響を及ぼします。

ACTHはストレスホルモンとも言われているコルチゾールの分泌を促します。

そして、痛みや恐怖、怒りなどの記憶に関係する海馬に影響が出てきます。

結果、コルチゾールの影響から加齢による老化以上の早さで神経細胞が脱落し、
場合によっては記憶障害や痴呆に陥ることもあります。

強烈な恐怖体験でPTSDになる。ということも海馬が影響すると現在では考えられているようです。

まとめ

ストレスと脳内の働きの関連性はこのように考えられています。

ストレスによる病気というのも、コルチゾールが大量に分泌されることが免疫の抑制となるため、とも考えられていますので大雑把には記述しましたがこのようなことに。

上述したような相反する葛藤状態ということを如何に変えていくのか?ということもヒントになりそうです。