【研究の闇】医師とスポンサーと研究結果のエビデンスについて【医療従事者】

今回は医師とスポンサーと研究結果について

医師は研究に従事している場合がありますが、研究において資金源というものは重要になってきます。

資金源=スポンサーということにもなりますが、その研究はスポンサーの都合によって研究内容や結果そのものを変更せざる得ないことも多々あるようで。

スポンサー側になってみるとわかることでもありますが、
それに関する研究が行われていましたので、スポンサーの介入がどれほど研究結果に影響が出るのか紹介します。

研究内容

レビューには合計75の論文が含まれています。

スポンサーシップと有効性の効果の大きさについて19の論文が報告されましたが、データの報告の違いのためにプールできず、結果は不均一でした。

スポンサーシップと結論(相互作用のテスト、P = 0.98)(4つの論文)の関連性において、薬物とデバイスの研究の間に違いは見つかりませんでした。

産業界と非産業界が後援する研究を比較すると、バイアスのリスクにシーケンス生成、配分の隠蔽、フォローアップ、選択的結果報告の違いは見られませんでした。

結論


製造会社による医薬品およびデバイスの研究のスポンサーシップは、他のソースによるスポンサーシップよりもより有効な結果と結論につながります。私たちの分析は、標準的な「バイアスのリスク」評価では説明できない業界バイアスの存在を示唆しています。

Lundh A、Lexchin J、Mintzes B、Schroll JB、BeroL。業界のスポンサーシップと研究成果。Cochrane Database of Systematic Reviews 2017、Issue 2. Art。番号:MR000033。DOI:10.1002 / 14651858.MR000033.pub3。 

まとめ 

結論からは研究テーマと関連性のある製造会社がスポンサーに付いていると、
そのスポンサーにより有利な結果と結論が出ることが示唆されています。

前々から言われていることなので、改めて驚くことでもありませんが、
そういった事情が頻繁に行われている世の中。

「医師が監修」「○○省が認可した」「○○企業の最先端技術」などの謳い文句は疑って然るべきなのかと。

しかし、未だに血液型=性格など言っている医療関係者もいるぐらいですから、
一旦「思い込んだ」認知バイアスは中々覆ることはないのだろう。

そう思ったりも。