【人格障害】反社会的人格障害の特徴と対処法の基礎知識について【医療従事者】

今回は反社会的人格障害について

反社会的人格障害と聞くとどのような状況?と想像されますか?

法律を簡単に破る、人に危害を加えることをい問わないなど。

名称から想像できる症状というものもありますが、
特徴を知ってもらうとこんな症状も特徴に入るのか?と知って頂けます。

概要と原因

反社会的人格障害とは精神疾患の一種という考えを持つ医師もいます。

後悔することなく他人の権利を操作、搾取、侵害などを行うなど長期的な問題と捉えることができます。

ほとんどは犯罪に関わるような問題となることが考えられています。

原因は不明とされ、遺伝なのか虐待なのかを特定することは困難とされます。

これらの症状はアルコール依存症の親の元で育つと発症しやすいとの報告もありますが、前述通り関係性は不明であるため、リスク比が上がるとまで。

症状

・機知に富んだ魅力的な行動ができる
・お世辞など他人の感情を操作することが得意
・法律を繰り返し破る
・自己と他人の安全は無視する
・薬物乱用の問題がある
・嘘をつく、盗む、頻繁に暴力を振るう
・罪悪感、後悔を示さない

これらの障害は女性よりも男性に多く見られるという認識があります。

幼少期に動物虐待や放火などの経験があると本症の疑いが高くなります。

対処

ほとんどの場合、自ら治療を求めることはないようです。

カウンセリングや行動療法は一部では効果があるのかもしれませんが、
確証たる研究は無い様です。

10~20歳代前半でピークとなり、40歳代になると自力で改善していることもあるようで。

まとめ

症状をご覧いただくと一見カリスマ性?とも言える特徴を持っていますが、
それは他人をコントロールすることが目的なのかもしれない。という恐ろしい一面も垣間見えます。

そして年数が経つと段々と症状が落ち着いてくるということもあるようですが、
私としてはこのような方々にはあまり関わりたくないもの。

一部の医師は精神疾患の1種と捉えているようですが、見方によっては他の精神疾患よりも深刻な状況であるという考えもあります。

アメリカ精神医学会。反社会的人格障害。精神障害の診断および統計マニュアル第5版 バージニア州アーリントン:アメリカ精神医学出版。2013; 659-663。ブライスMA、スモールウッドP、グローブスJE、リバスバスケスRA、ホップウッドCJ 人格および人格障害。で:Stern TA、Fava M、Wilens TE、Rosenbaum JF、eds。マサチューセッツ総合病院総合臨床精神医学第2版 フィラデルフィア、ペンシルバニア:エルゼビア。2016年:第39章