【運動療法】手の変形性関節症に対する介入のエビデンスについて【医療従事者】

今回は手の変形性関節症に対する運動療法について

手の変形性関節症はこわばりや痛み、日常生活の問題と様々な支障があります。

多岐に渡り実践される運動療法についてエビデンスを紹介します。

研究内容

レビューには7つの研究が含まれています。

ほとんどの研究は選択や報告の偏りがありませんでしたが、1つの研究は会議の要約としてのみ利用可能でした。

参加者を治療配分に盲検することは不可能であり、ほとんどの研究が盲検化されたアウトカム評価者を報告したが、いくつかのアウトカム(痛み、機能、硬直、生活の質)は自己報告された。

結果は、盲検化されていない参加者と自己報告された結果のために、パフォーマンスと検出バイアスに対して脆弱である可能性があります。

5つの試験(381人の参加者)からの質の低いエビデンスは、運動が介入後の手の痛みを軽減したことを示しました。

結論


5つの研究の結果をプールしたとき、手の痛み、機能、指の関節のこわばりに対する運動の小さな有益な効果を示す低品質の証拠が見つかりました。推定される効果の大きさは小さく、それらが臨床的に重要な変化を表すかどうかは議論されるかもしれません。1件の研究では生活の質が報告されており、効果は不明です。3件の研究で有害事象が報告されましたが、これらは非常に少なく、重篤ではありませんでした。

ØsteråsN、Kjeken I、Smedslund G、Moe RH、Slatkowsky‐Christensen B、Uhlig T、Hagen KB。手の変形性関節症の運動。Cochrane Database of Systematic Reviews 2017、Issue 1. Art。番号:CD010388。DOI:10.1002 / 14651858.CD010388.pub2。 

まとめ 

効果は小さいながらも前向きな結果に。

やらないよりはやった方がいいというお考えの人にとっては良いように捉えることができますが、確実な証拠がないと微妙と言う人にとってはその通りに。

有害報告もされていましたが、あまり重篤ではないとのことで。

しかし、罹患率と臨床経験上無視できるものでもないのかと思いますので、
提供する側は注意するに越したことはないのかと。