今回はカウンセリングの面接技法について
職によりますが、カウンセリングの技術が使えることがあります。
医療従事者にとってはかなり使える?かもしれませんので、
何らかの参考になればと思い紹介します。
技術
座り方・姿勢
机を挟んで斜め正面、互いに90°の位置関係になるように座る。
真正面に座るとプレッシャーがかかるためである。
そして、姿勢は椅子にもたれ掛かるのではなく、浅めに座りクライアントの方にやや身を乗り出すようにする。
積極的な姿勢が見えることは非言語的コミュニケーションを表す。
腕、足を組んだりして話を聞くなど言語道断である。
アイコンタクト
クライアントが話している時は相手の目に視線を向け、表情を観察しながら聞く。
詳細な面接記述は出来なくなるが、メモ程度に記述し後に記録をしまとめる。
うなづく、あいづちをうつ
話を聞きながらうなづいたり、「そうですか」などの適度な相槌をうちながら聞く。
共感する
クライアントの感情に合わせて共感し、共感的な表情と態度、言葉で応答する。
支持する
相手に賛同したり、認めたり是認をし、支持をする。
支持的フィードバックや励ましを与えることが、クライアントの肯定的自己概念を形成できるようになり、前向きに問題を捉えたり解決しようとする姿勢に変わってくる。
POINT
ほんの一部ですが、よくある手法です。
他にも核心に迫るようなテクニックがありますが、記事のアクセス数に応じて後日記事にします。
必ずやってみてください。
勿論、練習してからですね。
まとめ
医療面接の時には自然とやっていますが、これらをやっていない医療従事者と話をしていると自分の話を聞いてもらっていない感が凄くあります。
恐らく、自分のことを振り返ることも大事ですが、やられてみたらこれらの基本的なことが重要であることはわかって頂けるのかと。
人の話を聞くときに腕を組む、足を組むなどもってのほか。