【脳神経科学】的に考察されるやる気について【医療従事者】

今回は脳神経科学で考察される「やる気」について

皆さんはやる気を出すときはどんな時でしょうか?

学業であればより良い成績を出すため?褒めてもらうため?
仕事であれば昇進するため?給料や臨時収入が得られるから?

恐らく「やりがい」という達成感よりも、何かが得られるからやる気を出す。という人の方が多い様にも思えます。

そんなやる気について脳神経科学的に脳のどういった機能が関係しているのかを紹介します。

ヒトは行動予測を立てながら行動する

モチベーションとは行動を起こすときの働く動機のことを指します。

モチベーションがない。というのは、大きく、強い目的がないことには、モチベーションが出るわけがないということです。

この「やる気」は脳の機能で関係してくる部位で考えられているのは、「大脳辺縁系」です。

何か行動する時にはモノを認知し、行動しますが、「背側ループ」という認知してから運動野に情報を回す「やる気」のループ回路があります。

報酬と行動

前述した「背側ループ」というのは認知して行動するループ回路とされていますが、
さらに「腹側ループ」というモチベーションと行動をコントロールしてる回路があります。

この腹側ループもなんやかんやして行動決定するのに関与してくるのは「ドーパミン」です。

このドーパミンは、達成するための報酬に対してもっと、もっとと目標が大きくなれば分泌される量も増えてくるということに。

それが行動の決定となります。

ここの考え方ではやる気を出すためには成功するイメージをすることが大事だと考えられています。

しかし、漠然とした成功イメージよりも数ある選択肢の中からより良い成功イメージを思い描くことが結果的に成功に近づく行動となるようです。

恐らくですが、自己啓発セミナーなどはこの部分を言っているのでしょうね。

まとめ

やる気を出せ!と言っても報酬を与えれば良いという単純なことでもないようです。

行動させるためには、行動予測をしながら行動するヒトの脳の習性を考慮しないといけないため、やる気を出させるなら具体的な選択肢を提示する必要もあるということ。

それが出来る先輩、上司、教師などの下ではヒトは行動しやすくなるのでしょうが、
漠然とやる気をだせ!行動しろ!ということしか言えない人はそういうことなのかと。