【長骨の治療】に対する多血小板療法のエビデンスについて【医療従事者】

今回は長骨と多血小板療法について

長骨の治療と言えば、骨折、骨切り術などが挙げられます。

それらを実行するには、患者の復帰を早めたりすることが望まれるからなのですが、
それらの状況に対する治療として多血小板療法のエビデンスについて調査している研究を紹介します。

研究内容

21人の参加者を含む1つの適格な研究のみが含まれていた。

この研究では、膝の内側コンパートメント変形性関節症の矯正骨切り術を受けている患者で、多血小板療法と同種骨移植片のみを同種骨移植片と比較しました。

この研究に関連するバイアスのリスクは相当なものでした。

患者報告または臨床医が評価した機能的転帰スコアには、1年のグループ間で有意差はありませんでした。

1年で結合した骨の割合には、多血小板療法の統計的に有意な利点がありました。

しかし、フォローアップに失敗した参加者の結果が悪いと仮定した場合、この利点は維持されませんでした。
現在、股関節骨折患者を対象とした他の適格な研究が進行中です。

結論


成人の長骨治癒を促進する多血小板療法の潜在的な利点を排除することはできませんが、単一の試験で現在利用可能な証拠は、臨床診療におけるこの介入の日常的な使用をサポートするには不十分です。今後の試験では、すべての試験参加者から患者が報告した機能的転帰の報告に焦点を当て、最低1年間のフォローアップを行う必要があります。

グリフィンXL、ウォレスD、パーソンズN、コスタML。成人の長骨治癒のための多血小板療法。Cochrane Database of Systematic Reviews 2012、Issue7。アート。番号:CD009496。DOI:10.1002 / 14651858.CD009496.pub2。 

まとめ 

治癒を促進させる可能性のある方法として多血小板療法を覚えていても良さそうな結果でした。

しかし、エビデンスとしては絶対的な結論ではありませんので、実行する際はしっかりと見極める必要はあるようです。

見極めるポイントとしては期間と費用と有害報告かと。